足利義輝
神戸市は7日、同市長田区の介護老人保健施設で先月中旬以降、入所者と施設職員計133人が新型コロナウイルスに感染する大規模なクラスター(感染者集団)が発生し、このうち入所者25人が死亡したと発表した。死亡者のうち23人は症状悪化後も入院先が見つからなかったという。
市は早い段階でクラスターと認識していたにもかかわらず、この日まで発表していなかった。記者会見した市健康局の熊谷保徳副局長は、隠蔽(いんぺい)の意図を否定しながらも「疑念を抱かせてしまった」と陳謝。施設対応を優先し、発表のための資料作成などに手が回らなかったとした。
市によると、この施設で初めて感染者が確認されたのは先月14日で、それ以降今月7日までに入所者97人、職員36人の感染が確認された。施設には常勤の医師が3人いたため、市内の医療現場の逼迫状況にかんがみ、軽症者などは施設内で療養してもらうよう市から要請。しかし患者の症状が悪化した後も、大半が入院できず、施設内で亡くなったという。市は先月16日ごろには大規模クラスターに発展する可能性を把握。熊谷副局長は「感染拡大を防ぐための対策を最優先したため、事務作業が滞ってしまった」と釈明した。
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