- ニュース全般
- 斎藤道三
- 21/03/26 17:23:15
3/26(金) 15:50 Yahoo!ニュース
北海道は3月26日午後の感染症対策本部会議で、新型コロナウイルスの感染拡大が続く札幌市で3月27日から約3週間、不要不急の外出自粛・往来自粛を再び要請することを決めました。
札幌では感染者数の増加傾向が続いていて、24日時点で週平均の新規感染者数は札幌市で10万人あたり15.7人と、北海道独自の警戒ステージ「4」に達しました。
さらに感染力が強いとされる「イギリス型の変異ウイルス」の感染者と疑い事例は、25日時点で計162人(うち約8割が札幌)と相次いでいることから、全道への波及を防ぐため札幌での対策が必要だと判断しました。
札幌市を北海道独自の警戒ステージ「4」相当とし、3月27日から4月16日までの約3週間、感染リスクを回避できない場合、「札幌の不要不急の外出自粛、往来自粛」を要請することとしました。
解除の条件として、札幌市の新規感染者数が一週間あたり293人以下、病床数110床以下を目安にし、感染状況に応じて解除も検討するとしています。
北海道内では2020年10月28日から約4か月にわたり、「集中対策期間」として、札幌市などで不要不急の外出自粛や往来自粛要請をしたことに加え、飲食店での時短営業要請などに取り組んできました。
札幌と小樽市の外出・往来自粛要請は2月28日で解除され、北海道の「集中対策期間」は3月7日で終了していましたが、わずか20日で再び対策が必要な状況となりました。
鈴木北海道知事は、北海道内の新規感染者数の6割以上を占める札幌市で、重症化の指摘もされる「変異株」の集団感染が続発していること、「変異株」事例のうち8割以上を札幌市が占めていることに強い危機感を示し、「この3週間、感染防止行動の徹底をお願いします」と協力を求めました。
UHB 北海道文化放送
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