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- 上泉信綱
- 21/03/14 23:50:35
3/14(日) 13:45 Yahoo!ニュース
プラスチック製の矢が首に刺さった猫(住民提供)
県内で住民が世話をする「地域猫」が虐待を受けたとみられる事案が相次いでいる。2月上旬から今月初めにかけて、新富町で首に矢が刺さった猫が見つかり、宮崎市では油のようなものが全身に付いた猫が保護された。県警はいずれも動物愛護法違反の可能性を視野に調べている。
2月上旬、新富町日置でボーガン用とみられるプラスチック製の矢が首に刺さった猫1匹が見つかった=写真(住民提供)。住民によると、地域には去勢や避妊手術が施された猫約50匹が暮らす。昨年末には矢が後ろ足を貫通した3匹が見つかっており、高鍋署に相談したという。
宮崎市橘通東5丁目では今月2日、全身の毛が油のようなもので固まった猫が同市の動物愛護団体「宮崎ねこの会」に保護された。保護当時、毛の一部は抜け落ち、出血もあったという。同3日にもこの近くで同じ状態の1匹を確認。「続けて2匹も被害に遭うのはおかしい」と同団体は宮崎北署に相談した。
相談を受けて高鍋、宮崎北署は動物愛護法違反を視野に調べている。
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