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鍋島直茂
先月末、東京都目黒区三田のアパート内でビニール傘が燃やされるなどした連続不審火事件で、同じアパートに住む女が逮捕された。なぜ女は自分が住むアパートに火をつけたのか。「きっかけは、道ならぬ恋に端を発した男女関係のもつれだった」。こう語るのは彼女の夫である。しかも、2人は同じアパートのお隣さんだったという。都会の片隅で起きた“昼ドラ”さながらの事件の顛末をレポートする。
犯人は不審火が起きた廊下の目の前に住む女だった
目黒駅から徒歩10分。築50年のアパートは、大使館が点在する高級住宅街の一角にあった。テレビやネットで話題になった連続不審火事件の現場である。
最初に不審火が起きたのは、先月27日午前5時頃。アパートの1階廊下で傘やチラシが燃やされた。翌日未明には、同じ1階の廊下、そして1日置いた30日には、外のダストボックスと続いた。いずれも床や壁が焦げるなどの軽微な被害で済んだものの、住民たちは不安で眠れなかっただろう。
さらに住民をショックに陥れたのは、逮捕された人物だった。2月18日、警視庁はアパートの1階に住んでいた石川愛美容疑者(38)を建造物損壊の疑いで逮捕した。犯人は2度の不審火が起きた廊下の目の前の部屋に住んでいたのである。
いったい事件の背景に何があったのか。石川容疑者と同居していた夫が当時の状況を赤裸々に語ってくれた。
「最初の不審火があった時から、私は妻を疑っていました。妻だけではありません。妻と“相手の男”を疑っていたのです」
向かいの部屋に住んでいた男といつの間に……
目黒「アパート不審火事件」容疑者「38歳女」の夫が告白 “原因は隣人との浮気”
アパート一階廊下のビニール傘が燃やされた跡
夫は妻と8年前に結婚。この部屋で6年ほど同居してきたという。夫の仕事は夜勤で、妻は近くのスーパーでアルバイト。いずれの不審火も夫の不在中に発生していた。
相手の男とはいったい誰なのか。
「真向かいの部屋に住むAという男です。妻はAと不倫関係にあったのです。2回続けて不審火があった1階の廊下は、ウチの部屋と相手の部屋のまさに目の前でした。さらに、その少し前に、ウチの郵便受けが整髪料のようなもので汚されていたこともあった。だから私は、最初から妻とAとのトラブルが原因だと思っていたのです」
そう言って夫は、記者の前に数々の“証拠”を指し示した。妻の携帯電話の中にあったというA氏へのメールや、A氏への発信履歴、A氏の素性などがわかる数々の資料だ。夫は事件の直前に、妻とA氏との関係に気づき、事件後に証拠を集めてきたという。
「2人の関係を知ってしまったのは、不審火が発生する10日くらい前のことです。私が夜勤からバイクで帰ってくる時、家の近くで妻がAと腕を組んで歩いているのを目撃しました。その前から、妻が誰かと怪しげなラインをしていることを知っていましたが、まさか真向かいに住んでいる男だったとは思いも寄りませんでした」
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No.1 主 鍋島直茂
21/02/24 15:48:14
夫の調べによると、A氏は風俗店に勤務する男性だという。向かいの部屋はその風俗店の寮で、A氏だけでなく3、4人の男性が同居している部屋だった。
妻の不倫を目撃してしまった夫だったが、その時は、深く追及することはしなかったという。だが、直後に不審火が起きると不信感が募り、妻を何度も問いただした。妻はそのたびに否定。A氏に対しても、部屋の扉を叩くなどして話を聞こうとしたが、逃げられてしまったという。
そして3度目の不審火があった直後の1月31日に、妻が警察に逮捕されてしまったのだ。
「その時の容疑は『器物損壊罪』です。妻は警察が1階に設置した防犯カメラの線を切断してしまったのです」
当然、そんな行動を取った妻を警察が疑ったのは無理もない。その後の捜査で、最初の不審火について警察は妻の犯行と断定、建造物損壊の容疑で再逮捕に踏み切ったというわけだ。だが、
「妻は防犯カメラを損壊した罪は認めているものの、不審火については、警察にも私にも“やっていない”と言い続けています」
事件直前、妻が不倫相手に送っていたメール
ただ、夫はそんな妻の訴えを信じていないという。夫が妻の携帯電話から証拠として撮ったという、妻からA氏宛のメールには、こんな文言があった。
〈ずっと連絡くれなぃからショートメールにも入れておきますね。わざとシカトしてます? ? 私がなにかしたなら言って下さぃ 付き合ってるのに〉
〈連絡もとれなぃのゎ悲しいです って体調悪ぃとか? ? コロナがって言ってたから心配です 私伝えたぃコトとかぁって…〉
ショートメールが送られたのは16日。この11日後には不審火が始まっている。別れ話のもつれから、妻はA氏の気を引こうと犯行に及んだのだろうか。
それにしても不思議なのは、どのようなきっかけで部屋の向かいに住む赤の他人と不倫関係に陥ったかという点である。
「妻は不審火については認めていませんが、Aとの不倫関係については、最近、留置所で面会した際に認めました。彼女の話だと、勤務先のスーパーで声をかけられて知り合ったんだとか。こんな騒ぎを起こしてしまった妻には、もう情はありません。離婚するつもりです」
A氏に対する憤りもおさまらない。
「最近、同僚とともに引っ越してしまい、姿を消してしまいました。ただ、必ず探し出して慰謝料を請求し、この落とし前はつけてもらうつもりです」
大事に至らなかったことだけが、せめてもの救いである。
デイリー新潮取材班
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1件
No.49 主 鍋島直茂
21/02/24 19:51:00
>>44
女は既婚だけど男は独身じゃないかな
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No.53 主 武田勝頼
21/02/26 08:24:14
あげ
みんな好きな話題でしょ?笑
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