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上杉景勝
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が17日、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の後任候補者を選出する検討委員会の第1回会合が開かれたことを伝えたが、同局のコメンテーター・玉川徹氏は「会長が誰になるかよりも、オリンピックそもそもできるんですかという国民の思いの方が、やっぱり強いと思う」などと持論を語った。
玉川氏は「ポスト森」選出に動き出したことに「透明性のことを随分いろんな方が指摘されたんですけど、やっぱりそこは達成できなかった。そういうのがあると、だんだん熱量が落ちてきちゃう。もっと透明性を高めてやるってことであれば国民もいろんな意見を言ってって形になるかなあと思ったけど、非公開。そもそも森さんも国民が選んだ会長じゃない。だから、ああそうか、やっぱり内々で決めてやっていくんだなということになると、僕はちょっと熱量落ちちゃいましたね」と率直に話した。
さらに、その裏にある思いを吐露。「熱量が落ちたっていうことの裏側には、ずっと僕も引っかかっているが、やっぱりオリンピックどういうふうな形で会長誰になるかっていうことよりも、オリンピックそもそもコロナ禍の中でできるんですかというふうなことの国民の思いの方が、やっぱり強いんだと思う、私もその一人。だからホントにやっていいのかっていうふうなことも含めて、そちらの方の問題の方がはるかに大きい中で、まあちょっといろんな意味で熱量下がってきたなというのは僕の素直な感覚」と、この状況の中で五輪が本当に開催できるのか、開催してもいいのかという根本的なところを疑問視していた。
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