- なんでも
- 落武者
- 21/01/22 16:21:20
1961年に生理用ナプキンが開発されるまでは、脱脂綿にちり紙を巻いたり、使い古しの布を縫ったものなどを作って生理時に使っていたんです。
なぜ、その程度のもので生理期間を過ごせたのか、分かりますか?それは、骨盤底筋群を含めた骨盤周りのインナーマッスルが強かったから、骨盤底筋の力で膣を締めて、経血がでないようにし、用をたすときに一緒に出すというコントロールしていたからなのです。すべてナプキンやタンポンに委ねている現代女性には、考えられないことですよね。使わずにいる時間が長くなると、使い方を忘れ、使えなくなっていきます。
尿漏れも関係?骨盤底筋群の役割
骨盤底筋は股間に3層になってついている9個の小さな筋肉たちの集団、骨盤底筋群です。この筋肉たちの役目は、骨盤内の臓器を支える役割と腹腔を安定させるコルセットの一部としての役割と排泄をコントロールする役割。
それは、内臓を下からしっかり支え、体幹を安定させる為に締めることと、尿、便、経血を出すために緩ませること。その相反する仕事をする骨盤底筋だからこそ、エラーが起きると双方のコントロール力が失われます。
尿漏れなど、骨盤底筋群が弱りで起こるトラブルとは
では、骨盤底筋が弱まり、使えなくなると、実際、どんなことが起こり得るのでしょうか。
骨盤底筋群が弱く使えなくなると、尿漏れや頻尿という尿トラブルが起きやすくなります。その他にも、ボディラインが崩れやすくなり、ぽっこりお腹、タレ尻、猫背やO脚X脚、太脚などにも・・・。さらに肩こりや腰痛が慢性化したり、浅い呼吸にも影響があると言われています。さらには、臓器脱がおきることも。
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