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- 鍋島直茂
- 21/01/07 11:55:21
【シリコンバレー=白石武志】米ツイッターは6日、度重なる重大な規約違反があったとして、トランプ米大統領のアカウントを一時的にロック(凍結)したと明らかにした。今回は問題となった投稿を削除すれば12時間後に凍結を解除するが、今後も違反が続いた場合にはアカウントを永久に停止する考えを示した。
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問題となった投稿は現時点では閲覧できない状態になっているが、米メディアによるとトランプ氏は6日、米連邦議会議事堂に集まった同氏の支持者らを称賛するツイートなどを投稿していた。一連のツイートが6日に首都ワシントンで発生した支持者らによる暴動をあおったおそれがある。
ツイッターは公式アカウントを通じ、「首都ワシントンで前例のない暴力的な状況が継続していることを受けて、3件の投稿について削除を要求した」と明らかにした。トランプ氏が問題となった投稿を削除した後も、12時間は新たな投稿ができない状態にした。同氏がツイートを削除しない場合には、アカウントは凍結されたままとなる。
ツイッターはさらに、今後、トランプ氏がツイッターのルールに違反した場合、「同氏のアカウントを永久に停止することになる」と述べた。同社は「状況を評価し続ける」としつつも、永久停止となる具体的な基準は示していない。
ツイッターはこれまで、各国の指導者らの投稿については規約に違反する内容であっても公益性を考慮し、閲覧できる状態とする特権を与えてきた。6日の公式アカウントの説明の中では、危害を与えるリスクがより高く、深刻であると判断した場合には従来の方針を終了する考えを示した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN070Y30X00C21A1000000?n_cid=SNSTW005
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