政府が「AI婚活」を後押し 希望合わなくても「自分に好意抱く可能性ある人」をAIが提案

匿名

伊達政宗

20/12/08 14:44:25

政府は来年度から、少子化対策の一環として、AI(人工知能)を活用した自治体の婚活支援事業を後押しする。年齢や年収などの希望条件に合わなくても、相性の良い見合い相手をAIで選び出すことで、婚姻数を増やし、少子化を食い止める狙いがある。

内閣府によると、婚活支援として結婚を希望する男女を仲介する「マッチングサービス」は、約25の県が実施している。年齢や学歴、年収などの希望条件に当てはまる相手を紹介する方式が一般的だ。

これに対し、AIを活用したシステムでは、趣味や価値観などの質問への回答やシステム内の検索傾向などを基に、希望条件と合致していなくても「自分に好意を抱く可能性のある人」を割り出し、提案することが可能だという。

既に埼玉県や愛媛県など10を超す県がAIによるシステムを導入している。2018年度に約1500万円をかけてAIシステムを整備した埼玉県では、19年度に成婚した38組のうち、過半数の21組がAIが提案したカップルだったという。

政府は、AIシステムを導入・運用する自治体に、必要経費の3分の2を補助する。内閣府が来年度予算の概算要求に20億円を計上した。少子化問題に取り組む自治体に支給する「地域少子化対策重点推進交付金」の対象事業に、AIを活用した婚活支援を指定する予定だ。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201207-OYT1T50151/

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