- ニュース全般
- 古田織部
- 20/11/06 10:10:21
エンターテイメント産業専門の米国の業界紙『バラエティ』より
日本のアニメがNetflixで急成長
Japanese Anime Is Growing Success Story for Netflix
Oct 27, 2020
動画ストリーミング界の巨人Netflixが日本式のアニメーション、いわゆる『anime(アニメ)』が世界に通用するコンテンツとしてさらなる飛躍を遂げつつあると述べている。
同社によると昨年10月から今年9月までの間に、世界中で1億を超える世帯が少なくとも1つのアニメ作品をNetflixで視聴しており、その数字は前年と比べ50%以上の増加を見せているという。
さらにほぼ100か国でアニメ作品が今年の視聴ランキングでトップ10に入ったと発表。
『七つの大罪』は配信開始以来70か国以上でドラマや映画を含めたすべての作品の中でトップ10に入っており、『バキ』も同様にほぼ50か国でトップ10に入ったという。
Netflixは現在11のアニメ作品の制作に取り掛かっているが今週火曜日に5つの追加プロジェクトを発表、製作進行中のアニメは合計16に増加した。
さらに先週Netflixは日本のアニメ制作会社である『アニマ&カンパニー』『サイエンスSARU』『Mappa』の他、韓国に拠点を置く『Studio Mir』と制作契約を締結。
提携するアニメ制作会社の数を9に増やしている。
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エンターテインメント業界の情報を扱う米国の週刊誌『ハリウッド・リポーター』より
Netflixが新たに5つの日本のアニメシリーズを発表
Netflix Unveils 5 New Japanese Anime Series
10/27/2020
- Netflixはまた日本のアニメが同社のドル箱コンテンツの1つになったことを示すいくつかのデータを示した -
Netflixが日本のアニメにさらなる力を入れている。
今週火曜、Netflixは現在制作中の11のオリジナルアニメプロジェクトに加えて、5つの新しいオリジナルアニメシリーズを制作する計画を発表した。
この発表が行われた『Netflixアニメフェスティバル2020』と呼ばれるライブストリーミングイベント中でNetflixは日本のアニメがどれだけ同社の利益に貢献しているかを示すいくつかのデータを示した。
Netflixによると過去1年間で世界中の1億以上の世帯が同社のサービスで少なくとも1つのアニメ作品を視聴しておりその数字は前年比で50%の成長を表しているという。
さらにアニメ作品は2020年の視聴数でほぼ100カ国でトップ10に入ったとしている。
「東京でアニメ制作チームを立ち上げてからわずか4年でNetflixはアニメ提供サービスとしての影響力と視聴者数を拡大させることに成功した」
「私たちは今、世界中のファンのために意欲的なアニメ番組ラインナップを拡大することに挑戦している、そのことにこれまで以上に興奮している」
Netflixのアニメチーフ・プロデューサーである櫻井圭記はこのように述べた。
Netflixが新たに追加した5つのアニメプロジェクトは次のとおり。
『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』
『天空侵犯』
『岸辺露伴は動かない』
『極主夫道』
『リラックマと遊園地』
(その他製作中の作品は以下)
『スプリガン』
『パシフィック・リム:暗黒の大陸』
『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』
『B The Beginning Succession』
『Yasuke -ヤスケ-』
『バイオハザード:インフィニット ダークネス』
『範馬刃牙』
『エデン』
『異界探偵トレセ』
『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』
『トランスフォーマー:ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー』
ソース:
https://variety.com/2020/streaming/asia/japanese-anime-is-growing-success-netflix-1234816488/
翻訳:
https://kaikore.blogspot.com/2020/10/anime-is-becoming-a-huge-success-for-netflix.html
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