姉弟を拳銃で殺害後に自殺　暴力団関係者の男を書類送検　被害者の父親「守ってあげられなかった…」

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9/28(月) 19:05
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NBS長野放送
姉弟を拳銃で殺害後に自殺　暴力団関係者の男を書類送検　被害者の父親「守ってあげられなかった…」
長野放送
今年5月に長野県坂城町の住宅で3人が死亡した事件です。警察は暴力団関係者の男がこの家のきょうだいを拳銃で殺害後自殺を図ったとして、被疑者死亡のまま書類送検しました。

書類送検されたのは、死亡した上田市の暴力団関係者・小沢翔容疑者です。

小沢容疑者は5月26日市川武範さんの自宅に押し入り、長女の杏菜さんと次男で高校生の直人さんの頭を拳銃で撃ち殺害した疑いです。小沢容疑者はその後、拳銃で自殺したとみられています。

小沢容疑者はこの2日前に元妻をめぐるトラブルから市川さんの長男に暴行する事件を起こし、警察が逮捕状を取っていました。

当時、長男は別の場所に避難していて、無事でした。警察は家族への危害は想定していなかったとした上で「2人が亡くなったのは非常に残念。今後、保護対策に生かしていきたい」とコメントしています。

一方、父親の市川さんは警察を通じ、文書で「淋しさと悲しみの毎日です。『守ってあげられなかった』『助けられなかった』『自分が撃たれたら良かった』前を向いて歩みを踏み出すのには時間が要るようです」と現在の心境を寄せました。