千代田区新型コロナ対策　全住民へ一律12万円支給

東京都千代田区議会は１日の本会議で、新型コロナウイルス対策として、全区民に一律１２万円を給付する事業を盛り込んだ補正予算を全会一致で可決した。１１月以降申請を受け付け、約６万６０００人に支給する。国の特別定額給付金に上乗せ支給する自治体はあるが、１０万円を上回る額は全国でも珍しい。
対象は４月２７日時点で住民基本台帳に記録されている住民。新生児は来年４月１日までに生まれた子であれば支給する。石川雅己区長は可決後記者会見し、「それぞれの個人、家庭などで有効に活用してもらいたい」と説明した。