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- 上泉信綱
- 20/08/06 21:48:55
木村花さん母、誹謗中傷した人に法的措置を検討 「法律の壁など、色々なハードルがある」
8/6(木) 18:37 Yahoo!ニュース 594
合同取材に応じる木村花さんの母響子さん
フジテレビ系のリアリティー番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さんが、ネット上で誹謗中傷を受けた後に亡くなった問題で、花さんの母・響子さんが8月6日、花さんに誹謗中傷をした人に対して法的措置をとる考えであることを明かした。この日、響子さんは自民党本部で開かれた誹謗中傷対策を検討する会合に出席。その後、メディアの合同取材に応じた。
「法律の壁など、色々なハードルがある」
自民党は、木村花さんが亡くなったことを受け、「インターネット上の誹謗中傷・人権侵害等の対策プロジェクトチーム(PT)」を発足。座長は三原じゅん子参議院議員が務める。
PTは、発信者特定の高いハードルになっている「プロバイダー責任制限法」の見直しの他、誹謗中傷に対する刑事罰(侮辱罪など)の厳罰化などを求めている。
木村響子さんは、6日に自民党本部で開かれた会合に出席。会合では、書き込みをした人の特定が困難であることなど、誹謗中傷を受けた人が被害を訴えるハードルが高くなっている現状を訴えたという。
「花はなぜ誹謗中傷されなければならなかったのかということを明確にするため、(加害者を)特定するために私は弁護士さんにお願いしている。その中で、いろんな壁、法律としての壁だったり、色々なハードルがあるということを素直にお話ししています」
また、花さんへの誹謗中傷の書き込みをした人に対しては、発信者を特定し、法的措置をとる考えだという。
「今のところ、誹謗中傷した加害者の方たちはすぐに証拠を削除して逃げられている。その逃げられている方々に対しては刑事でも民事でも責任が追及できるように、一生懸命動いていただいています」
質疑応答の最後には、SNSとの向き合い方について、「(書き込みをするときは)自分以外の人を傷つけることにならないか考えてほしい」と訴えた。
「SNSは人が幸せになるためのツールであるべきだと思っている。未来の健康的なSNSを作るのは、今のSNSを使う一人ひとりの心がけが本当に大切だと思うので、自分以外の人を傷つけることにならないか考えてほしいです」
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