息子さんが無視されて腹が立っている、気の毒に思っているという気持ちはわかりました。

ですが、視点を変えて見てください。
息子さんが発達障害を抱えている事を仕方がないと見る事自体、視野が狭いです。
逆の立場になって考えてみて下さい。もしも例え定型発達のよそのお子さんが何か迷惑行為をした場合、許容できますか？私ならば障害の有無に関わらず、よその子はよその子で、自分の子供とはやはり違うので、自分の子供が同じ事をしても気にならない事でもよその子となると気になるし不快に思う事も多々あります。
つまり、あなたの息子さんはあなたにとっては大切なわが子であっても、同年代のお子さんやよその人から見れば、「ただのよそのお子さん」なのです。
だからあなたにとっては発達障害のお子さんの奇妙な言動が日常化したとしても、他人には得体の知れない出来事なのです。

無視をされる事はある意味ありがたい事ですよ。
へたにいちいち悪い反応だろうと反応されると、お子さんにとって「相手にされている」と、錯覚されてしまい、後々困るのはお子さんとご家族なのですよ。
無視される事によって「こういう事をしても無意味なんだ」と、感覚的に学ぶ事ができるありがたい機会ですよ。
不適切な行動に対する無視は自閉症専門のトレーニングのＡＢＡと全く同じですよ。
あと10年後にはお子さんも無視された意味が理解できるんじゃないかな。