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- 榊原康政
- 20/07/17 13:22:23
独自】児童50人、増水の放水路に近づき見学…大雨警報時に教員引率
2020/07/17 07:18
広島県内で大雨による土砂災害が起き、大雨洪水警報が出ていた14日午前、広島市安佐南区の市立長束小の教員が、5年の児童約50人を校外学習で引率し、「氾濫注意水位」を超えていた太田川放水路に近づいて見学させていたことがわかった。市教育委員会は「危険な行為だった」として同校を指導。学校側は16日、児童や保護者に謝罪した。
同校によると、放水路付近に浸水被害を防ぐポンプ場があり、14日朝から稼働していたため、放水路沿いを歩いてポンプ場を見学した。当時、放水路は河川敷が見えなくなるほど増水し、付近の観測地点は洪水の危険度を示す4段階の水位のうち危険度が上から3番目の氾濫注意水位を超えていた。
15日に市教委に情報提供があり発覚。福原剛校長は取材に「災害時に地域の命を守るポンプの役割を知ってほしかった。雨がやんで水位が下がってきていたので安全だと判断したが、恐怖を感じた児童もおり、不適切だった」と述べた。
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