- なんでも
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ではこうした子どもたちに、どのようにかかわればいいのでしょう? 子どものしたいようにさせておくのがいちばんです。けっして、移行対象を取り上げてはいけません。外界とのかかわりが増えれば、移行対象へ執着は自然に薄れていきます。無理やり取り上げようとすると、逆に子どもはそれに執着し、手放せなくなってしまいます。
幼い子どもは、お母さんとの密着、移行対象への執着というステップを経て、外界に適応していきます。お母さんは、そんな子どもの成長を優しく見つめ、子どもが不安を感じたらすぐに戻ってこられる「安全基地」になりましょう。お母さんのそばに戻ってくる子どもを抱きしめ、「大丈夫。怖くないよ」と囁いてあげるといいでしょう。
こうして子どもが勇気を回復し、再び外界へと足を向けていけるように、いつも笑顔で接してあげるのがいちばんです。
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20/07/12 07:32:32