- なんでも
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幼い子どもたちが、お気に入りのタオルやぬいぐるみを肌身離さず持ち歩く姿をよく見かけます。
お出かけも寝るときもいつも一緒で、見た目はボロボロ。新しい物を与えても見向きもせず、なくなると大騒ぎになるので、親はいつもヒヤヒヤ……。「どうしてここまで執着するのだろう」と、不思議に思う方は少なくないのではないでしょうか。
このように、幼い子どもがこだわりを持つお気に入りの物を「移行対象」と呼びます。移行対象への執着は、お母さんと密着した二人きりの世界から、外界に適応していく過渡期に見られる現象です。移行対象は、お母さんの安らぎや匂いが感じられる物が多く、毎日使っているタオルやぬいぐるみなどが選ばれやすいのです。- 2
20/07/12 07:29:37