- ニュース全般
- 永正
- 20/07/06 13:51:53
新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、今年は学校が休校し、始業は遅れ、学校行事も延期や中止になり、多くの学校で夏休みが大幅に短縮される。
未成年者の自殺も3年連続で増えるなか、身の回りの変化に翻弄(ほんろう)され、しんどい思いを抱える「君」に、悩み、傷つき、苦しんだ著名人たちがメッセージを送る。
#しんどい君へ…ジャングルポケット 斉藤慎二さん(37)
小学3年生から中学生の頃まで、いじめを受けていました。生きていることがつらくて、絶望しかなくて、首をくくろうとしたこともありました。だから今、苦しくて悩んでいる君に、「この先、楽しいことが待っている。頑張ろう」なんて軽々しくは言えません。
小3の頃、クラスで一番小さくて「チビ」とからかわれるようになりました。上履きがなくなるとか、3階から自分の教科書が落ちてくるとか、そんなことは当たり前。
その夏、虫捕りに誘われました。「これでいじめは終わったんだ」とうれしくて舞い上がって、待ち合わせ場所に早めに行って待っていると、木の陰から一斉に人が出てきて「お前が虫だ」と袋だたきにあいました泣くと、「俺らが悪いみたいになるじゃないか。笑えよ」と言われ、無理やり笑いました。相手は11人でした。
恐怖におびえながらも、それを隠した。
クラスで僕1人だけ誕生会に呼ばれなかった時もあります。教室で泣いていたら、担任の先生から事情を聞かれました。先生は
「斉藤くんにも原因があるかもしれないね。聞いてみよう」と言いました。
僕はクラス全員から順番に、「気持ち悪い」「チビ」などと文句を言われました。
給食をよそってもらえない時期もありました。授業中、「姿勢が悪い」と彫刻刀で背中を刺されることが続いた時には、血が出ても親や周囲に悟られないように、黒い服を着ていきました。
いじめを受けていることは、1歳上の兄に相談していました。優しい兄なのですが、「親には言うな」と口止めされました。
両親は共働きで忙しかったので、迷惑をかけてはいけない、心配をかけてはいけないと思い込んでいたのです。恐怖におびえながらも、それを隠し、学校に通いました。兄が駆け付け「何をやっているんだ」
===== 後略 =====
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寛永