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- 20/06/12 21:57:19
セブン―イレブン・ジャパンは12日、「セブンイレブンつくば大砂店」(茨城県つくば市大砂)の従業員が新型コロナウイルスに感染したと店に虚偽報告したと発表した。従業員は「退職の理由にしたかった」などと説明しているという。同店は虚偽報告を受け9日から休業中。14日に営業を再開するが、法的措置も含めて対応を検討する。
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同社によると、従業員は9日、同店のオーナーに「東京都内の別の勤務先の関連医療機関で検査を受診し、陽性判定が出た」と報告。同店は客や別の従業員の安全を優先し、同日から休業して店内の消毒作業を実施した。
同社は10日、従業員の感染確認と店舗の休業を発表したが、茨城県と同社は陽性判定の確認が取れなかった。11日になり、感染は虚偽だったと本人がオーナーへ申告し、同社の調査にも、虚偽報告を認めた。
従業員はオーナーに対し、「転職を考えていて、退職の理由として今回の行動をした」などと説明したという。同社は「本人の口頭ベースで『感染を確認した』と発表してしまった。おわび申し上げる」と釈明。県は「県民に不安を与えた。非常に残念だ」と話している。【鳥井真平】
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