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- 20/05/19 16:56:12
政府が検討している「9月入学」を導入した場合の課題を文部科学省がまとめました。来年の小学校入学者が1.4倍になり、教職員などの財源確保が必要になるなどとしています。
文科省がまとめた資料では、9月入学を来年の秋から実施した場合、新1年生は前後の学年に比べて1.4倍の140万人になると想定され、教職員や教室、その財源の確保が必要になることなどがあげられています。文科省は、この場合、17か月分の児童が入学するため発達段階の差が大きく、学校での指導が難しくなるおそれを指摘しました。また、移行期に1学年分多く園児を受け入れることになり、待機児童が増えることもあげられていて、対応策として、入園・卒園・入学の時期を1か月ずつずらし、5年かけて9月入学へ移行する案も示されています。
このほかに、高校入試や大学入学共通テスト、国家資格などについて、実施時期を移行することを検討する必要があるとしています。
2020年5月18日 16:48TBS NEWS
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