ジャニーズ15組・76人の特別ユニット「Twenty★Twenty」結成

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  • 20/05/13 11:14:44

2020年5月13日 4時0分

ジャニーズ事務所は12日、新型コロナウイルス感染拡大に伴うチャリティーソングを制作すると発表した。V6、KinKi Kids、嵐ら15組総勢76人で特別ユニット「Twenty★Twenty」を結成。滝沢秀明副社長がプロデュースし、Mr.Childrenの櫻井和寿が書き下ろした楽曲「smile」を歌う。発売など詳細は後日発表。同社では、1995年1月に発生した阪神淡路大震災支援で97年12月に結成した「J―FRIENDS」以来のビッグプロジェクトとなる。

「日本の笑顔につながるキッカケのために」―。プロデューサーの滝沢副社長は、「Twenty★Twenty」(トニトニ)結成に込めた思いを明かした。

15組総勢76人は「J―」の3組13人を超える規模。同社の社会貢献活動「Smile Up! Project」のキーワードを曲名に据えた。滝沢氏が関係者を通じて、櫻井に作詞、作曲を依頼。櫻井とジャニーズとのタッグは初となる。

楽曲の全貌は今後明かされるが、櫻井は歌詞の一節とともに、その一端を明かした。「ジャニーズの皆さんが歌ってくださることを前提としたからこそ、書けた歌詞があります。『だけど忘れないで “君の笑顔に逢える” それだけで生きていける僕がいる』。ジャニーズの皆さんほど、このフレーズを歌うにふさわしい方はいないと感じます。大切な人の心や体が弱っている時、その人のために『美味(おい)しくなれ』『元気になれ』と、心を込めておにぎりを握るように歌う皆さんの姿を想像して書きました。多くの人たちが笑顔になることを願っています」

昨年に死去した前社長のジャニー喜多川さんが東京五輪・パラリンピックに向けて計画していたプロジェクトの名前が「トニトニ」だった。ジャニーズJr.を中心にした大規模ユニットという構想だったが、滝沢氏がその遺志を継いだ形。「ジャニーが残したこの最後のグループ名は、今このような状況だからこそできる事があるはずと想(おも)いを新たに、役回りは変わりましたが、ジャニーの集大成として社会貢献できれば」と滝沢氏。ジャニーさんのめいの藤島ジュリーK.(景子)社長もエグゼクティブプロデューサーに名を連ねる。

ジャニーズは「医療従事者の皆様、ライフラインに携わり国民の生活を支えてくださっている多岐にわたる産業従事者の皆様、長期の外出自粛を頑張る皆様、全ての方々に支援の想いと共に届けられたら」とした。

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