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- 建徳
- 20/04/18 19:43:21
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けて休園している「姫路セントラルパーク」(兵庫県姫路市豊富町)が、動物たちの素顔を動画や写真で見て楽しめる特設サイトを開設した。「外出自粛でたまるストレスを少しでも和らげたい」とスタッフが企画。チーターの赤ちゃんをはじめ、飼育員らが撮影した計約80点を公開し、会員制交流サイト(SNS)でも定期的にライブ配信を行う。
動物たちがリラックスしたり、甘えたり、飼育員の前で見せる様子をピックアップ。3月に生まれたばかりのチーター(雌)は一般公開直後に休園となったため、特に力を入れて取り上げる。サイト内の動画だけでなく、写真共有アプリ「インスタグラム」のライブ機能も活用。体調にもよるが、原則毎日午後1時から2時に中継する。
昨秋に生まれたカワウソの四つ子も紹介。人工哺育のため指をしゃぶるくせが抜けず、「まだ赤ちゃんみたい」(スタッフ)な愛らしい姿が見られる。水浴びをするトラやゾウ、カピバラのほか、掃除中の飼育員につきまとうペンギンなどの短い動画(5秒から30秒程度)もある。
同園は昨年、実際の距離以上に遠いと誤解されているアンケート結果を踏まえ「日本一心の距離が遠いサファリパーク」をうたう自虐宣伝で話題になった。「感染の終息に向け、自宅で過ごして協力している人たちに『日本一癒やされるサイト』を届けたい」と、正統派路線で社会貢献を誓う。
インスタグラムにも飼育員によるサファリガイドを不定期で投稿する。
https://www.central-park.co.jp/enjoy/special_healing/
(4月18日 11:30 神戸新聞NEXT)
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