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- 20/02/27 18:53:32
新型コロナ 時差出勤・在宅勤務できる? 「イベント自粛を」首相が要請
2020年2月26日 水曜 午後6:49
25日、政府は感染拡大を防ぐための基本方針を公表した。
さらに26日、安倍首相がスポーツなどの大規模イベントの自粛を要請。
続々と中止や延期の動きが広がっている。
政府の基本方針発表から一夜が明けた、東京のターミナル駅。
大井町駅の京浜東北線は、通勤ラッシュ時間帯とあって、かなり多くの人がいた。
乗り切れず、駅員が押して扉を閉めている光景も。
基本方針では、企業に対して、在宅勤務や時差通勤の推進を強力に呼びかけるとしていたが、普段とほぼ変わらない混雑ぶり。
街の人は、「うちの会社は(時差通勤は)ちょっと無理でしょうね。時差出勤は夢ですね」、「早めに出てます、家を。やっぱり早く来れば、少しは人は少ないので、対策になるかなと思ってます。あとは、自分の免疫力を信じて」などと話した。
自分にできる範囲で出勤を早めることはできても、時差通勤や在宅勤務を急に行うのは簡単ではないよう。
基本方針の柱は、もう1つ。
かぜのような症状があっても、軽い場合は自宅で静養して回復を待ち、医療機関を受診しないことが原則とされている。
26日、都内のクリニックを訪ねてみると、「こういう時期なので、ちょっと病院来ないでくださいっていう感じだったけど、下の子も、せきが出始めて夜寝られなかったりするので...」、「自宅で療養しようと思ったんですけど、保育園に連絡したら、一応検査行ってくださいと言われたので」などの声が聞かれた。
政府の方針は理解しているものの、受診することを決めたという。
今後、患者が大幅に増えた場合には、一般での医療機関でも、感染の疑いのある患者を受け入れる方針について、クリニック側は...。
武田内科小児科クリニック・武田千賀子副院長「部屋がいくつかありますので、入ってきた時から、その部屋から出さない。その部屋で診察をして、そこで診断もする。ほかの方との接触を一切させないと考えています。でも、実際にそうなった場合に、それがちゃんとできるかどうかっていうのは、すごく不安です」
感染拡大の余波は、この施設にも。
太平洋を望みながらのドライブルートにある、千葉・鴨川市の道の駅。
来店客「やっぱり、前から比べたら全然人が少ないですよね。ほかの道の駅も、こんな感じですよね。誰もいない」
2月だけでも、団体客のキャンセルが15件。
道の駅は25日の基本方針で、「公共交通機関、道の駅、その他の多数の人が集まる施設における感染対策を徹底する」と、いわば名指しで明記された。
入り口には、マスク着用に関する貼り紙も。
道の駅鴨川オーシャンパーク・渡辺公康店長「これ以上ちょっと、どういう形でやったらいいのかなというのは、クエスチョンなところがございます。これ以上はやりようがないのかなっていうところまで徹底してやっていますので」
安倍首相は、26日の対策本部会合でさらに踏み込み、イベントなどの自粛を要請する考えを表明した。
安倍首相「全国的なスポーツ、文化イベント等については、今後2週間は中止・延期、または規模縮小等の対応を要請することといたします」
また、北海道の函館市では、新型コロナウイルスに感染した高齢者が死亡したと発表された。
北海道で死者が出たのは、これが初めて。
https://www.fnn.jp/posts/00432824CX/202002261849_CX_CX
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