【大阪】大阪府立高入試 特別選抜21校で実施 3390人が挑戦

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  • 20/02/20 21:25:57

2020.2.20 20:31

大阪府内公立高校の令和2年度入試の本格的なスタートとなる特別選抜が20日、府立高など21校で行われ、3390人の受験生が学力検査に臨んだ。21日などに実技検査や面接があり、合格発表は3月2日。

特別選抜は実技検査のある専門学科などが対象で、総募集人員3110人に対し3411人が出願。平均倍率は1・10倍となった。

大阪市住之江区の府立港南造形高校の総合造形科(募集人員200人)には199人が出願。受験生らは、午前9時の試験開始と同時に真剣な表情で問題に取り組んだ。

このほか、海外からの帰国者や日本語指導が必要な生徒を対象にした入試も行われた。

特別選抜では、中学校卒業までに習得する基礎的な学力の評価を主眼に置きつつ、思考力、判断力、表現力を問う問題が出された。国数英は基礎的なA問題と標準的なB問題の2種類を用意した。各教科の特色と狙いは次の通り。

【国語】A問題では、手紙やはがきの面白さについて書かれた文章を基に、時候のあいさつや表現を問うた。B問題では、書写の楷書と行書の違いなどを初出題。これは全国学力テストやチャレンジテストでも出されており、知識としての定着をみる出題だった。

【数学】A、B問題共通の題材として、カセットコンロの調理で調理時間とガスボンベの重さの関係を取り上げ、暮らしの中の関数関係を見いだし、活用する力をみた。B問題は直角三角形と平行四辺形から定理や性質を利用した図形の計量など総合的な力を問うた。

【英語】B問題の英作文では、友人の留学生からのコンサートの誘いを電子メールで断る状況を想定し、話す力につなげる問い。リスニング(15分)は日常的な友人との関わりや授業中などさまざまな場面での聞く力をはかれるよう工夫した。

【理科】物理、化学、生物、地学分野から身近な素材をテーマに幅広い範囲から出題。図表などの提示された資料・情報を、日頃の学習で身に付けた知識と関連付けて科学的・論理的に思考し説明する力を問えるよう工夫した。

【社会】世界の諸地域、歴史上の人物、わが国の権力分立と経済活動、人や物の移動を題材に、地理、歴史、公民分野の内容を多面的に考察させた。資料から目的に応じて必要な情報を取り出し、知識と結び付けて理解する力を問うた。

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