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- 匿名
- 20/02/10 01:36:34
2020/2/9 07:00
市教委は8日、4月から中学校6校に導入する「全員担任制」などの説明会を同市寺田の市福祉交流センターで開いた。来年度の全員担任制は、受験を考慮して3年生を対象から外し、21年度から全学年で実施する。来年度から、小中学校で2学期制を採用することも明らかにした。
全員担任制は学級運営を教員1人に任せず、複数教員が交代で学級を見る仕組み。市教委はこのほか、来年度導入する小学校の「チーム指導」、教員間の「教育相談部会」も説明した。
説明会には市内小中学校のPTA役員ら約20人が出席した。質問が相次いだものの、反対意見は出なかった。全員担任制については「人気の教員に生徒の相談が集中し、負担がかかる」「学校側の責任が明確にならないのでは」などの指摘が上がった。
2学期制は、始・終業式や成績評価の回数を減らすことで、教員が児童生徒と向き合う時間を増やす。教育相談部会は、生徒の悩みや困り事に対応する教員の会議で、小中学校単位に設置する。小学校のチーム指導は担任以外の教員も一部の授業や給食の時間を担当する。
新制度の保護者説明会は、今月中旬から各学校で行う。
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