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https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200216/mcb2002160841006-n1.htm
■中国に侵食されるWHO
テドロス氏が中国を忖度(そんたく)している可能性が指摘されたのは、本人が、中国から巨額投資を受けるエチオピアの元保健相だったからだ。
しかし、WHOの事務局長が中国寄りであることは、テドロス氏に始まったことではない。長年にわたり、WHOの重要ポストには、中国の息がかかった人材が抜擢(ばってき)されてきた。
テドロス氏の前任で香港出身のマーガレット・チャン氏は2月2日、中国メディアの取材で、「中国が(新型肺炎の)予防策を取り、発生を封じ込めたことを称賛する。そして、もちろんこれは世界の意見だ」と答えた。チャン氏は2006年11月の事務局長選で、中国の総力を挙げた集票活動の支援を受けて当選したとされる。
また中国は、豊富な資金力でもWHOへの影響力を強めている。WHOが属する国連への分担金比率で中国は米国に次いで2番目と大きい。- 0
20/03/06 17:05:54