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- 匿名
- 20/01/28 14:20:38
2020年1月28日 05:47
東京・八王子市の小学校で、いじめを防ぐために児童を対象に記名式で行ったアンケート調査を適切に保管せず、3年間にわたって紛失しつづけていたことが分かった。学校側は誤って廃棄した可能性が高いとしている。
児童を対象に行ったアンケート調査を紛失していたのは、東京の八王子市立七国小学校。
この学校では、いじめの防止や生活指導に活用するため、全校児童を対象に毎年3回、記名式でいじめや学校生活での悩みがないかをたずねるアンケート調査を行っている。
児童が回答した用紙について、市教育委員会は卒業から3年間保存するよう定めているが、学校によると、昨年度までの3年間に行った調査のうち、26のクラスの合わせて55回分の回答用紙を紛失していたという。
学校では本来、すべての回答用紙をまとめて保管することにしていたが、クラスの担任が学校に提出しなかったり、保存期間のルールを知らなかったりした結果、誤って廃棄された可能性が高いとしている。
学校では、先週説明会を開いて保護者に経緯を説明し、謝罪したという。
七国小学校の鈴木淳校長は「いじめの防止などに役立てるべき調査の取り扱いが不適切で反省しています。教員の研修会を開くなどして再発の防止に努めます」と話している。
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