- なんでも
- 永正
- 20/01/12 12:33:22
ダルビッシュ有が否定する日本の根性論。「根性論のないアメリカで、なぜ優秀な人材が生まれるのか」
近年、記録的な人気を博している高校野球だが、いまだ旧態依然とした体質、風習からさまざまな問題を抱えている。ダルビッシュは日本の高校野球、育成年代をどのように見ているのだろうか。そこには、野球を飛び越え日本社会全体にも通じる問題が隠れている。
ダルビッシュ:変えるのが怖いんですよ、日本人は。基本的に変化をものすごく恐れる。現状を変えなければ、今の状態を維持できるわけですからね。現状よりも上を目指して、もっと良くしようと考える人が多くないから、先ほども言いましたけど、成長がストップしやすいのかなと感じます。
ダルビッシュ:自分の高校時代もそうでしたよ。監督は神様であり、監督の言っていることはすべて正しいし、部員はみんな、監督には絶対服従のスタンスで臨んでいたので。
ダルビッシュ:いや、監督には何も聞かないですね。監督とは特に喋ることもないですし。何かあれば向こうから話し掛けてきて、「体は大丈夫か?」「大丈夫だよ」ぐらいですね。監督とはむしろそういう関係。一方、ピッチャーの場合はピッチングコーチとのやり取りがありますからね。ブルペンとかですごくいろいろなことを言ってくるんですよ。そういう時は、ピッチングコーチに「もう俺に何か言うのはやめてくれ」「問題点は自分で直すから」って言ってます。
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