【宮城】仙台市住宅火災　2遺体、女児含む3人やけど

12/25(水) 20:40

25日午前2時ごろ、仙台市青葉区吉成のタクシー運転手、佐々木孝さん（76）方から出火し、木造2階建て住宅が全焼した。1階から男性2人の遺体が見つかり、女性1人と女児2人がやけどをした。

この家に住む男性3人と連絡がついておらず、亡くなったのは、このうちの2人とみて、身元の特定を急いでいる。

宮城県警仙台北署によると、佐々木さん方は6人暮らしとみられる。佐々木さんと、佐々木さんの長男、三男（いずれも20代）の3人と連絡がつかないという。
遺体はこのうちの2人とみられ、いずれも焼死だった。残る1人の行方を調べている。

出火当時、家にいた長男の20代の妻と長女（3）、次女（1）がやけどをして市内の病院に搬送された。
妻は全身に、長女は気道に重いやけどを負い重傷という。

隣に住む女性（38）は「『ボン』という音がして目が覚めた。2階の窓を開けると、ベランダでお母さんと子ども2人が『助けて』と叫んでいた。外に出ると、玄関近くでお母さんが手と顔を真っ黒にした状態で『痛い、痛い』と言っていた」と話した。

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