【伊藤詩織さん事件】現場ホテルのドアマンが目撃した山口敬之の「連れ込み現場」

匿名

文暦

19/12/25 19:19:43

幼児の片言みたいに
 高輪署からドアマンに、「本件で話を聞きたい」とアプローチがあったのは、事件から少し経った頃だった。まだ逮捕状は握り潰されていないどころか、むろん出ていないし、中村部長も気付いていない。やってきたのは高輪署の強行犯係の刑事ら2人だった。社内の人間からその要請を聞かされたドアマンは最初、何のことだか思い当たるフシがなく、「記憶力があまり良い方とは言えず、思い出せる自信がない」と思ったという。

 捜査員はドアマンのところへやってくる前に、山口記者と詩織さんをホテルまで乗せてきたタクシー運転手から話を聞いていた。当の運転手は、「僕よりもホテルのドアマンさんの方が話を聞いているんじゃないですか」と告げたというのだ。

 そんなやりとりを聞きながら、ドアマンの頭に当日の光景が生々しく蘇ってきた。聞かれもしないのに山口記者の風采を話し出した彼に捜査員は虚を衝かれたことだろう。「記憶力があまり良い方とは言えない」彼がどうして「15年4月3日のこと」を詳細に覚えているのか。それは、「ドアマン生活の中でも忘れられない出来事だったから」だ。

 では、ドアマンの「私の見たこと」や「私の調書」について述べていこう。

 2人が乗ったタクシーがホテルの玄関前に滑り込んできた時、日本のドアマンなら誰もがそうするように、彼もまた後部座席の左側のドアの方へ出向いた。陳述書にはこうある。

〈その時に手前に座っていた男性と目が合い、怖い印象を受けました。そして、奥に座った女性に腕を引っ張るようにして降りるように促していた〉

 遠のく意識の中でも詩織さんは懸命に運転手へ「近くの駅まで」と言ったが、山口記者は「部屋を取ってある」と返し、タクシーは彼の指示に従ってここまでやってきたのだ。

〈女性の方は(中略)「そうじするの、そうじするの、私が汚しちゃったんだから、綺麗にするの」という様なことを言っていました。当初、何となく幼児の片言みたいに聞こえ、「何があったのかな」と思っていたら、車内の運転席の後ろの床に吐しゃ物がありました〉

 車内で戻してしまったのだ。それから、山口記者は詩織さんの腕を引っ張って、無理やり車外へ連れ出そうという動きを取る。

〈女性は左側のドアから降ろされる時、降りるのを拒むような素振りをしました。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」とまだ言っていたので、座席にとどまって車内を掃除しようとしていたのか、あるいはそれを口実に逃げようとしているのか、と思いました。それを、男性が腕をつかんで「いいから」と言いました〉

 車寄せからホテルのエントランスまでの僅か10メートルほどの距離も詩織さんには遠すぎたようで、
〈足元がフラフラで、自分では歩けず、しっかりした意識の無い、へべれけの、完全に酩酊されている状態でした。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」という様な言葉を言っていましたが、そのままホテル入口へ引っ張られ、「うわーん」と泣き声のような声を上げたのを覚えています

コメント欄に続く

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

  • No.8 寛徳

    20/01/24 17:22:00

    鬼畜強姦魔 山口敬之!

  • No.7 承平

    20/01/23 22:44:49

    そんなにやりたかったの?

  • No.6 建永

    20/01/23 22:40:15

    まだやってんの?おつかれーー

  • No.5 貞永

    20/01/23 22:14:37

    それにしても
    酷い男だねえ
    山口敬之って
    鬼畜

  • No.4 死刑でも

    19/12/25 21:20:13

    (山口敬之には、死刑でもまだ足りない、との思いが)
    山口敬之は、合意なしに、避妊具もつけずに、ーーレイプした。
    ってのは、民事裁判によって認定された事実だが、

    ことの真相は、山口の直接的犯罪行為だけをとってみても、認定事実より遥かに悪質なものだろう。
    呑み屋寿司屋に連れていったのも、すべては 強姦 という目的に向かってのことだったろう。要するに、計画的だったろう。
    デイトレイプドラックをアルコールに入れられたと思う、との詩織さんの言葉も、その通りなのだろう。このような酩酊状態に至ったことが詩織さんの過去になかったという事実は重い。
    しかし、そこまでは、永久に認められはしないのだ。
    「疑わしきは被告人の利益に」との法の要請は、こういった場合の被害者にとってはとてつもなく高い壁である。

    それにしても、此の期に及んでまだ詩織さんを何かの企みのもと自分を嵌めた女性であるかのように傲慢に言い募る、山口敬之とは、なんという卑怯にして卑劣な人間だろう。
    心情的には、死刑になったとしても、彼にたいしてその罰では満足とはとうていならない。

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  • No.3 山口擁護の花田アホ集団の瓦解

    19/12/25 19:58:25

    (山口擁護の花田アホ集団の瓦解)
    花田のお友達連合、瓦解。
    嘘で塗り固めた印象操作ばかり。ファクトファクトといいながら、ファクトの欠片もなし。まあ、滅茶滅茶だ。で、思い切り頭の悪いひとだけがお友達に加わっていっていた。
    それが、その頭の悪い人たちもがいま、先を争って、一抜けたニ抜けたの状況ですw

    その点、下の記事などは、さすが、ファクトに基づき実にシッカリしているのです。
    先ずは、何も読まずにほざいてる輩は、もう2年も前の、こんな記事から落ち着いて読んでみよう! 心あるひとはもう山口敬之の類例のない卑怯卑劣さを、この件が取り沙汰され始めた当初から疑ってはいなかったのです。


    山口敬之氏が詩織さんへあまりにも卑劣な反論! 核心からは逃げ、印象操作と陰謀論で詩織さんを攻撃
    リテラ 2017年10月26日
    https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_3540/

  • No.2

    ぴよぴよ

  • No.1 文暦

    19/12/25 19:22:51

    不本意に連れ込まれて
     むろん、ドアマンがこのことを刑事に話している際に、男女が何者であるか、刑事が何の捜査をしているのかは知る由もない。だから、本誌がこの件を記事にし、詩織さんが記者会見をする17年5月になって初めて、あれは〈この事件だったのか〉と気付き、ドアマンは会見を通して素面の詩織さんを初めて“目撃”することになる。

    〈まるで別人でした。自分では歩けないから、男性が手を強引に引っ張ってホテルの玄関に入って行きました。私はそれを唖然として見送りました〉

     まさに我を失ったこの状態について、詩織さんは「デートレイプドラッグを山口記者に何らかの形で飲まされた可能性」とかねて主張し、山口記者はこれを全否定している。今となっては残念ながらこれを調べる術はないが、尋常ではない前後不覚ぶりだったことが陳述書を通じて浮き彫りになってくるのだ。

     正体を失った詩織さんとは対照的な山口記者の横柄な態度もドアマンには強く印象に残っている。

    〈驚いたのが、男性がタクシーの運転手さんに一言の謝罪も無く、女性に対して言った「いいから」という言葉以外は無言で立ち去ったことでした。「え、何もしないで行ってしまうのか」と驚きあきれ、こういう場合、たいていは、運転手さんにクリーニング代のチップくらい渡すものなのに、運転手さんはかわいそうだな、今日はもう仕事にならないだろうな、と思ったのです〉

     世界に冠たるホテルチェーンの、経験豊かなドアマンの目を射たのは、山口記者の振る舞いのみならず、「吐しゃ物」にも及んでおり、

    〈吐しゃ物はたいてい、周囲に広がっていくものなんです。ところが、その時の吐しゃ物は客席の足元に敷かれたフットマットの上に、こんもりと固形に近い形でありました。「へえ、珍しいな」と思い、せめて散らばらなくて運転手さんのためには良かったな、と思いました〉

     改めて、この日のことを詳細に記憶しているのは、

    〈男性(山口記者)の運転手さんへの態度がひどいと憤りを感じたこと、女性の「綺麗にするの、綺麗にするの」というセリフを言って逃げようとする素振りをしていたこと、その声のトーンが何となく奇妙に感じられたこと、女性がその言葉を口実に相手の男性を拒否しているように見えたこと、さらに車外に出た後に女性が泣き声のような声をあげたことが、ものすごく印象的に残ったから〉 だとし、

    〈客観的に見て、これは女性が不本意に連れ込まれていると確信しました〉

     と答えた。それを受け、

    〈捜査員は、「これだけはっきりした証言なら行けるな」と2人で話し、「じゃあ、次回は調書を取らして下さい」「ああ、わかりました」というやり取りをしました〉

     そして後日――。改めてやってきた捜査員の手で、ドアマンの供述調書は作成されたのである。

    「これだけはっきりした証言」に基づいた調書のはずが、山口記者が逮捕されることはなかった。警視庁から東京地検へ本件が書類送検される際にはこの調書も含まれており、担当検事もこれを見ている。しかし、検察官自らドアマンから事情を聞いて、それを調書にした形跡は見当たらず、検察は不起訴と判断した。その後、詩織さんは検察審査会に審査を申し立てるのだが、これも「不起訴相当」の議決が下る。それは、これからも刑事裁判が開かれることはないとの宣告であり、検察が証拠とどう向き合ったのかを我々は知る術がなくなってしまった。
     ともすれば、ドアマンが、〈このままでは私の見たことや私の調書の存在は表に出ることなく〉と言うように、闇から闇へ葬られていた可能性が高いのだ。

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