急上昇
寛仁
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2019」決勝が22日、東京・テレビ朝日で行われた。
審査員の上沼恵美子は、結成7年目の「からし蓮根」に94点をつけ、「ファンです」とにっこり。「初々しいね、和牛には悪いんだけれども」と、敗者復活戦を制して復活し、先だってネタを披露していた和牛の名前を突然、挙げた。
和牛は昨年まで3年連続2位で、上沼はこの日も92点をつけていたが、「私は去年もその前も私は和牛にチャンピオンを入れました。でも、なんかそういう横柄な感じが、和牛に対して感じました」と、なにやら危険な感じに。
「だからきびしい意見を。なんかこのステージは僕のもの、リサイタル!緊張感もなんにもない、そういうぞんざいなものを感じました」とヒートアップ。
司会の今田耕司が「上沼さん、どうされたんですか」と突っ込む中、上沼は「からし蓮根は初々しいものを感じ、フレッシュだし、必死さ、てっぺんを取ろうという気持ちがギュッと伝わってきて、私は大ファンよ!」と絶叫した。
「ガンバレ!」「ガンバッテネ!」と熱烈歓声をおくり、「それがM-1じゃないの!」と青春漫画風に。
「なんか分からないけど、和牛のような!あんなもん、なんか大御所みたいに」と再び和牛を叱りだし、和牛の2人は唖然。
お怒りの理由を上沼は「私は昨年もその前も、私は和牛をチャンピオンで押してるのよ。それなのに、(準決勝で一度敗退し)決勝まで残りくさらんかった!それが腹立つつーんですわ!」と怒り節で明かしていた。
最後は熱弁に疲れ果てて、「私は寝る」と机に伏せて、笑わせた。
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