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- 安永
- 19/12/13 14:25:53
山本太郎は11日、さいたま市で街頭演説をした。
立憲民主党・枝野代表の地元である。
金融政策の話をしている時だった。
酔っ払いとおぼしき年配の男性がツッコミを入れてきた。
「あしたの米買うカネがねえんだよ」。
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山本はすかさず応じた。
「『あしたの米買うカネがないんだよ』という人たちにはコシヒカリが買えるようにしてあげたい」。
男性「無理、言ってることがムリ」。
山本「お父さんはどんな世の中になればいいと思いますか?」
男性「生活を楽にしたい」
山本「生活楽に出来るんですよ。政治で。
ホントに生活楽にしたい、そう思ってるんです。
間違った人間が権力を握ると皆さんの首が締まりますよ。
だって企業側に利益を流そうとするんですから。
そっちに流れてるのをこっちへ流せよ、それだけのシンプルな話なんです。
みんなでやりましょう」
相手が酔っ払いでも真正面から はぐらかさず に答える。
こうすれば貧困から脱出できるというプランを提示する。
これが山本太郎流だ。
寒空の下、誰も帰らない。
地獄のような生活苦から抜け出したい人々が山本太郎に望みを託す。
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生活を楽にするには、貧乏人から搾りとる消費税をやめることだと山本は説く。
「消費税やめる、そんなお前夢みたいなこと言って出来もしないのに(中略)
みたいな事よく言われます。でも違います。出来るんです」。
「それを決めるのは代理人としての政治家が作業をしますけど、
その止めさせるための土台をつくるのは皆さんなんですよ」。
「ようし、それをやれと。その政策をやるためにお前を選んでやろう。
その力が巨大化していけば当然権力を持つことになる。
権力を持てばなんでも出来る・・・」。
消費税減税に消極的な野党第一党党首の地元で、
山本は「消費税は要らない」と訴えたのである。
夜も9時を回ってシンシンと冷え込んだが、誰も会場を去らず、山本の話に耳を傾けた。
https://blogos.com/article/423127/
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