前澤友作氏が動画初投稿「１０００億円を通帳に記帳してみた」

衣料品通販サイト、ＺＯＺＯＴＯＷＮの創業者で前社長の前澤友作氏（４４）が２９日、動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネルで「１０００億円を通帳に記帳してみた」と題した動画を初投稿した。

　前澤氏は９月のヤフーによる株式公開買い付け（ＴＯＢ）でのＺＯＺＯ子会社化に伴い、保有していた１９％の株式を売却。金額にすると「約１５００億円」で、うち５００億円を借金の返済に充て、手元に１０００億円が残った。前澤氏は「ＺＯＺＯ株の売却代金が銀行に入金されましたと連絡がありました」と話し、動画で銀行へ記帳に行く様子を公開した。


　銀行に行くのは「１０年ぶりぐらい」という前澤氏。日頃の買い物などは「ほとんどカード」だそうで、ＺＯＺＯ時代も「銀行に行く担当のスタッフがいる。どこの口座にいくらあるかとか知らない」と行く機会がなかったという。

　銀行に到着した前澤氏は撮影しているスタッフから「使い方わかります？」などとイジられながらもＡＴＭに通帳を投入。入れる向きが逆だったのか、戻ってくる通帳。正しい向で再度投入すると記帳が始まり、前澤氏は「めちゃ書いてる。そんな取引無いはずだけど」とソワソワした様子で完了を待った。

　前澤氏は記帳が終わった通帳を一部隠して公開。「１１・２２振込　１０２０億８７４万１０９７円」と記され、残高は約１０３０億円。しかし、２５日にいくつかの引き落としがあり残高は約９６３億円になっており、「元々１０億あったんだね。でもいくつか引き落としされて、９６３億になっちゃってる。なんで、そんなに出て行ったんだろう」と不思議そうな様子を見せた。

　また前澤氏は通帳の仕様に注目。「１０２０億だと『，（カンマ）』が無いんだね。（引き落とされた）５９億のところにはある。１００億以上いっちゃうと無いんだ。あと桁が一つしか入らない。１０兆以上稼いじゃうと入んないんだ」と話し、「通帳記帳成功しました。緊張した。またこれでしばらく行くことないと思います」と第一弾の動画を締めくくった。

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