【鳥取】２機のハンググライダー２機が空中で衝突・墜落　女性が重体

2019年10月27日 18時40分

27日午後、鳥取市で、２機のハンググライダーが空中で衝突して墜落し、操縦していた21歳の大学生が意識不明の重体になるなど、２人が病院で手当てを受けています。

27日正午すぎ、鳥取市河原町の標高334メートルの霊石山で、２機のハンググライダーが空中で衝突し、山頂からおよそ100メートルの斜面に墜落しました。

このうち、操縦していた鳥取市の大学生、小松ひなさん（21）が全身を強く打ってヘリコプターで市内の病院に搬送され、意識不明の重体となっています。

また、別のハンググライダーを操縦していた滋賀県の46歳の女性も病院に搬送され、消防によりますと搬送する際、意識はあり目立った外傷は見られなかったということです。

現場の霊石山では27日までの２日間、ハンググライダーなどの愛好家が集まってイベントが開かれ、衝突当時は複数の機体が飛んでいたということです。

鳥取地方気象台によりますと、市内は当時、強い風は観測されていなかったということで、詳しい状況を調べています。

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