・韓国は、日本から半導体を製造するために必要な材料を購入していた。
その材料は、半導体の製造に利用する他に、サリンや核兵器などを製造するのにも不可欠。
なので、国際的に厳しい輸出制限が設けられている。
「最終的に誰がなんのために使うのか」をハッキリ申告しないと購入できない。
ただし、この監視体制を自分の国でもきちんとやれると認められた国は、簡単な手続きでたくさん購入することが出来る(これを俗に“ホワイト国”と呼ぶ)。
日本にとって、韓国はその“ホワイト国”のひとつだった。

・ところがここ数年、韓国が輸入したその材料の半分近くが使途不明になっていた。
日本が「これ誰が何に使ったの？」と正式に問い合わせても、韓国はシカトして返答してこない。
しかも、イランや北朝鮮に横流ししている恐れが出てきた。

・もし韓国がイランや北朝鮮に大量破壊兵器の材料を横流ししているとしたら、それを輸出していた日本も国際的に制裁を受けることになってしまう。
そこで、日本は韓国を“ホワイト国”から外して、今まで省略した手続きで輸出していた半導体の材料を「これからは正規の手順を踏まないと売れません」と言った。

・韓国は、半導体の製造・輸出が国の主要産業になっていて、これが上手く回らなくなると経済的にかなりのダメージを負うことになる。
ところが、日本から何度も警告されていたはずなのに、韓国は“ホワイト国”から外されたときのための準備をしていなかった(材料を通常の手続きで輸入するための準備をしていなかった)。
しかも、その材料は、日本が世界シェアの7割～9割を占めている上に、消費期限が短いので、遠い欧米など他の国から購入するのは難しい。
このままでは、半導体の材料が足りなくなってしまう。

・韓国政府は日本政府に「ホワイト国から外すのをやめて！」と頼んだ。
だけど日本も、危険な物質を何に使っているのか教えてもらえないまま、韓国にそれを売ることはできない。
そんな事をしたら、何かあったときに日本の立場がヤバい。だから断った。
すると韓国の国民が怒って「じゃあ俺たちも日本製品を買うのをやめよう！」と言い出した。

すごく簡単に言うとこんな感じ。