• No.1 寛喜

    19/04/22 05:17:50

    続き

    ◇コロンボは経済の中心地

    爆発のあったコロンボは、スリランカ南西部の沿岸に位置する最大都市で、古くから貿易で栄え、国の経済の中心地となっています。

    町の中心には、ランドマークにもなっているベイラ湖が位置し、湖を囲むようにホテルやレストラン、ショッピングセンターのほか各国の大使館も集まっていて、多くの市民や観光客でにぎわうエリアです。

    最近では、外国企業の参入も進み、ホテルなどの建設ラッシュも目立っています。


    ◇内戦終結後は比較的治安は安定

    スリランカでは、1983年から20年余りにわたって、独立を掲げる少数派タミル人の武装勢力と政府軍との間で激しい内戦が続き、7万人以上が犠牲になったと言われています。

    内戦中は、最大の都市コロンボなど国内各地でテロ事件も相次ぎ、治安も悪化しましたが、10年前の2009年に政府側が武装勢力を武力で制圧して、内戦は終結しました。

    その後、スリランカ政府は、国内に点在する世界遺産や美しいビーチリゾートなどを積極的にアピールし、毎年、日本をはじめ世界各国からおおぜいの観光客が訪れるなどこのところ、国内の治安は比較的安定していました。


    ◇日本人訪問者は増加

    スリランカを訪れる日本人の数は、内戦の終結による治安の回復などを背景に増加を続けてきました。

    日本政府観光局によりますと、内戦が終結した2009年にスリランカを訪れた日本人の数は1万926人でしたが、2016年にはおよそ4万4600人と、4倍に増えました。

    これまでは、30日以内の観光目的での滞在にはビザの取得が必要でしたが、2012年からは電子渡航認証システムが導入され、オンラインで承認を受ければビザの取得が免除されるようになったことから観光客がスリランカを訪れやすくなりました。

    また、日系企業も製造業やサービス業を中心に、進出が増加し、現在は130社が進出しています。


    ◇スリランカは多民族国家

    スリランカはインドの南、インド洋に浮かぶ島国で、人口はおよそ2100万人。今回、複数の爆発があったコロンボは南西部に位置する人口およそ60万人の最大都市です。

    スリランカは多民族国家で、人口の70%余りをシンハラ人が占めているほか、15%余りがタミル人となっています。

    また宗教もさまざまで、仏教徒が最も多く人口の70%を占め、次いでヒンズー教徒が12%余り、イスラム教徒が10%近く、キリスト教徒が7%余りを占めています。


    ◇スリランカ政府 国内でのSNS停止 誤情報拡散防ぐため

    スリランカ政府は、誤った情報やうその情報が広まるのを防ぐため、フェイスブックなど主要なソーシャルメディアやメッセージアプリの国内でのサービスを一時的に停止すると発表しました。

    NHKニュース
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190421/k10011891131000.html

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

広告

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。