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- 19/03/01 13:53:52
神奈川県の東名高速道路で2017年あおり運転でワゴン車の夫婦が死亡した追突事故を巡り、インターネット上にデマを書き込まれ精神的苦痛を受けたなどとして、建設会社「石橋建設工業」(北九州市八幡西区)の石橋秀文社長(48)が来週にも福岡県や関東などに住む男性8人を相手取り計880万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁直方支部に起こすことが1日、代理人弁護士への取材で分かった。
弁護士によると、8人は同年10月、事故で逮捕された男が石橋建設工業の従業員であるかのようなデマをネット上に書き込んだ。会社には苦情や嫌がらせの電話が殺到し、一時休業を余儀なくされた。
福岡県警は昨年6月、ネットに誤情報を書き込み拡散させたとして、名誉毀損(きそん)容疑で男性11人を書類送検。福岡地検小倉支部は同8月、全員を不起訴処分とした。このうち、示談が成立するなどした3人を除く8人を提訴する。
石橋社長は取材に「何の謝罪もなく、どういうつもりなのかを問いたい。また同じような被害者が出るかもしれないという危機感もあった」と話している。
2019/03/01 西日本新聞
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