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生活雑貨店「無印良品」を運営する良品計画は22日、富山県黒部市の工場で製造された飲料水「天然水」から発がん性の疑いがある臭素酸が検出されたとして、「炭酸水」と合わせて約58万8000本を自主回収すると発表した。既に販売を停止し、購入者に飲まないよう呼び掛けている。
回収対象は、天然水の500ミリリットル入り(賞味期限2020年1月25日まで)と330ミリリットル入り(同20年2月7日まで)、炭酸水の430ミリリットル入り(同19年7月26日まで)の3商品。全国約400店の店頭のほか通販サイトで取り扱っていた。台湾や香港にも輸出され、今月13日に天然水を検査したところ、食品衛生法で定めた基準値を超える臭素酸が検出された。海外でも回収を進める。
原因は調査中。
良品計画は「多大なご迷惑をかけ深くおわび申し上げる。品質管理を徹底し、再発防止に取り組む」とコメントした。現在までに健康被害の報告はないという。
購入者は無印の店舗に持ち込めば、代金を返金する。問い合わせ先はお客様室(0120)640858。
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19/02/22 22:26:35