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- 18/12/21 17:46:08
何も決まらぬIWC、日本脱退・商業捕鯨再開へ
2018年12月20日 13時02分
政府が商業捕鯨の再開に向け、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する方針を固めたことが20日、わかった。日本はIWCが採択した商業捕鯨の一時中止(モラトリアム)に従ってきたが、再開の見通しが立たないため、捕鯨戦略を転換させる。日本の脱退には、反捕鯨国など国際的な反発も予想される。
IWCはクジラの資源保護と持続的な利用を目的に設立され、現在、日本を含む89か国が加盟する。反捕鯨国が過半数を占めている。
IWCは鯨類資源を保護するため、1982年にモラトリアムを採択。日本は88年から商業捕鯨を中断している。現在、国内に流通する鯨肉は、アイスランドなどからの輸入品以外は、南極海と北西太平洋で行っている調査捕鯨の「副産物」として得たものだ。
日本は商業捕鯨を再開するため、調査捕鯨で得られた科学的なデータを基に、生息数が回復している鯨種について、商業捕鯨の再開をIWCで訴えてきた。
しかし、捕鯨国と反捕鯨国の意見は真っ向から対立しており、「IWCは資源管理について何も決められない」(政府関係者)状態が続き、国際機関としての存在意義が問われていた。
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読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/eco/20181220-OYT1T50108.html
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