- なんでも
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>>135
ググったら出てこない?
私が知ってたのはこの2つ。
①「ビバプロジェクト」という大規模調査に参加した母子の追跡調査が、米医師会が発行する医学誌「JAMA Pediatrics(小児科学)」に2013年7月29日掲載された。
1999年から2010年、1312人の子どもとその母親を対象に、1歳の誕生日を迎えた時点でどのくらい多くの子どもが母乳を飲み続けているかを調べ、その後、3歳と7歳になった時に知能検査を実施。
調査の規模や母親の知能指数(IQ)、子どもの育て方などの可変要素を排除するため、何冊の本が入手可能かといった要素に基づいて子どもの環境を評価し、それぞれの母親のIQを調べ、IQに影響をもたらし得る要素、例えば保育状況、収入、親の学歴などに関する詳細な質問も行った。
3歳のときに受容言語(聞いて分かる言葉)について調べたところ、誕生から1年後に母乳を飲み続けていた子ども(母乳群)のスコアは、粉ミルクで育った子ども(粉ミルク群)のそれを上回った。7歳児に行った言語性検査と非言語 性検査でも母乳群のスコアの方が高かった。
3歳児の検査では、母乳育児の期間が1カ月増えるにつれて、IQのスコアが平均0.21ポイント上がっていた。
7歳児の検査では、母乳育児の期間が1 カ月増えるにつれて、言語性のIQが0.35ポイント、非言語性のIQが0.29ポイント上がっていた。
母乳育児を1年間続けた子どものIQは、そうでない子どものIQを約4ポイント上回った。
ここで言う母乳育児を1年間続けた子どもとは、食事の一部として母乳の摂取を続けた子どもを指す。
生後6カ月前後に離乳食を始める前に母乳のみを与えられていた子どものスコアはさらに良かった。
②乳児期に母乳で育てられた子どもは、成人してからの知能レベルが高く高収入であるとした研究論文が、英医学専門誌「Lancet」に2015年3月18日掲載された。
研究は、新生児約3500人の30年の成長を追跡調査したもので、その結果には、母親の社会経済的な地位の影響はほとんど見られなかったという。
研究を主導したブラジル・ペロタス連邦大学のベルナルド・レッサ・オルタ氏は、研究発表声明の中で「脳の発達と子どもの知能に母乳育児が影響をおよぼすことはすでに知られている」と述べた。
だがオルタ氏によると、母乳を与える期間が長ければ、少なくとも30歳になるまで知能の向上がみられることが今回の研究によって初めて示された。
さらに、これが教育面での成果や収入獲得能力の向上につながり、個人および社会レベルでも母乳育児の効果がおよんでいることが分かったという。
研究でオルタ氏のチームは、1982年にペロタスで生まれた新生児に関する別の研究データを分析。3493人の平均30歳の時点でのIQ(知能指数)テストの結果や学業成績、収入を母乳に関する情報と比較した。
その結果、30歳の時点で、乳児期に1年以上母乳で育てられていた人は母乳育児期間が1か月未満だった人と比べて、IQが4ポイント高く教育を受けた期間が0.9年長かった。また収入は1か月あたり341ブラジルレアル(約1万3000円)多かった。
【読みやすいもの】
研究一覧
https://www.google.co.jp/amp/s/be-a-mother.info/childcare/bonyu-ikuji/2%3Famp%3D1
ユニセフ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000524.000005176.html
NAVERまとめ
https://matome.naver.jp/m/odai/2144190024876171301- 2
18/09/25 21:42:34