- なんでも
- 田瀬ダム
- 18/07/04 10:05:30
“名古屋港の土砂を新滑走路に”
地元から建設を求める声が上がっている中部空港の２本目の滑走路をめぐり、愛知県の大村知事は、将来的には空港の沖に名古屋港の工事で出る土砂を埋め立てて出来る土地を、２本目の滑走路に活用したいという考えを明らかにしました。
愛知県の大村知事は地元経済界の関係者らとともに、３日、東京都内で石井国土交通大臣と面会し、今後の航空需要の拡大やリニア中央新幹線の開業を見据え、中部空港の機能強化が不可欠だとして、２本目の滑走路の建設を求める要望書を手渡しました。
要望のあと大村知事は記者団に対し、「石井大臣からは、国としても地元と同じ方向でやっていきたいと言っていただけた」と述べました。
その上で、名古屋港を整備する工事で出る土砂を中部空港の沖に埋め立てる計画が進められていることを踏まえ、「埋め立てで出来る土地を将来的に２本目の滑走路として活用していきたい。そのような前提で話を前に進めたい」と述べました。
このあと、大村知事らは都内で決起集会を開き、自治体や経済界、それに、空港会社などが結束して２本目の滑走路の早期実現に向け働きかけを強めていく方針を確認しました。
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