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- 匿名
- 18/05/30 00:02:55
26日に開かれた、西城秀樹さんの告別式には1万4千人を超える人が参列した。3.5kmもの列をつくった参列者には、“ありがとう”と書かれたポストカードがひとりひとりに手渡された。受け取ったファンも、感動しながら取材に応じた。
【画像】西城秀樹さんの葬儀で配布された品がオークションに…
「これはもう一生宝物にします」
「大切に仏壇に供えます」
また、「ヒデキ、感激」の名フレーズを生み、西城さんが長年CMに出演した「バーモントカレー」や「還暦記念のCD」なども、関係者向けに配られた。
記念品をオークションで高額転売
ところが、その葬儀で配られた記念の品々が、インターネットのオークションサイトで売られていたのだ。
20万円、100万円と高値がついていたり、中にはイタズラで値段が吊り上げられたのか、8千万円を超える取引額になっているのも確認できた。
実際に10万円で落札された商品もあり、その出品者に対する質問欄には、批判の声が集まっていた。
「酷すぎて悲しくなりますね」
「著名な方とは言え、お悔やみの為の品を結局はお金に変えるという行為を、恥ずかしく感じないものなんですか…?」
こうした声に対し、出品者もまた返事のコメントを書き込んでいた。
「貴方がそう思うのも自由ですね。しかし、それと違う考えがある事もまた自由ではないでしょうか」
葬儀に参列した人の依頼で、代理出品していた
フジテレビが、この出品者に対し取材申し込みをしたところ、快諾。取材の場で謝罪の言葉を口にした。
「ファンの方には大変ご迷惑をおかけしてしまったと思っております。私どもの会社では、委託出品というのをやってまして、通夜の後に見えたお客様が弊社に(配布された品を)置いていった」
グッズなどを預かり、代理出品する業者で、一部の参列者から受け取った記念の品々を、オークションに出品していたとのこと。
「これは売っちゃ悪いものだとは全く思わないので、普通に対応させていただいたというのが事実。下が1万8000円、上が一番高いもので5万1000円、全部で4点を販売してしまいました。本当に申し訳なかったです」
実際に売れた4点以外にも、10点ほど代理出品していたが、批判が急増した為、取り消したという業者。
サイトの運営側が取り消したのか、出品者が自粛したのか、類似の言葉で検索しても、西城さんの通夜や葬儀で配られた品は、ほぼ見当たらなかった。
芸能界からも怒りの声
今回の転売騒動に関して、西城さんの通夜に参列した錦野旦さんも、怒りの声をあげた。
「それはひどいね。こういう世の中になって、僕はネットとかそういったもの一切やらないものですからね、腹が立ちますよね。(記念品を)オークションにかけるのは、天国で彼も怒ってるんじゃないですか」
また、同じく通夜に出席した松崎しげるさんも
「朝ニュースで見ましたけど、もう言語道断ですよね。やっぱり自分たちにとっては、あれ(バーモントカレー)は永久保存版で食べない。それをずっと残しておきたいっていう、そんな気持ちで僕はいるんで。何千人も何百人もいれば不届き物が出てくるのかなっていうのは寂しい思い」
と、コメントしている。
葬儀が終わったばかりの西城さん、何とも悲しくて残念なニュースとなってしまった
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