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- 18/04/13 08:08:45
広島県廿日市市の民家で2004年、高校2年の北口聡美さん(当時17歳)が刺殺された事件。現場の指紋やDNA型が別事件に関与したとされる男のものと一致し、県警が逮捕状を請求した。白昼に自宅で女子高校生が襲われた凶悪事件は、発生14年を経て重大局面を迎え、解決に向けて大きく動き出した。県警は男と聡美さんとの接点などを詳しく調べる方針だ。
現場は広島県西部の国道沿いの住宅街。聡美さんは昼ごろ自宅に帰宅後、離れの2階にある自室に向かったとみられる。午後3時ごろ、隣接する母屋にいた祖母らが悲鳴を聞いて駆けつけると、1階の階段上がり口で聡美さんが血まみれで倒れていた。その際、若い男が飛び出して来て刃物で祖母の胸などを刺して逃走。聡美さんは首や胸など10カ所以上を刺され失血死し、祖母も重傷を負った。
県警は聡美さんの妹の目撃証言などから、犯人は目が細く、短い茶髪で160~170センチのがっちりした体格に黒い半袖シャツとズボン姿だったとして似顔絵を公表。2階に物色された形跡がなく、執拗(しつよう)に刺す手口などから、当初は聡美さんを狙った犯行との見方を強めていたが、周辺に大きなトラブルは見つからず、捜査は長期化した。
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