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- 18/04/10 19:20:46
ごく普通の外科手術のために入院した女性は、生理食塩水の代わりにホルムアルデヒド水溶液(ホルマリン)を点滴され、痛みとけいれんに苦しみ始めた>
ロシアで、ホルムアルデヒドの点滴を受けた女性が死亡する医療事故が起きた。遺体の防腐処理に使うホルムアルデヒドを注入されたのだ。
英紙メトロによれば、亡くなったのは28歳のロシア人女性エカテリーナ・フェデヤヴァ。モスクワの病院で4月5日に死亡し、7日に埋葬されたが
、刑事事件として捜査が始まっている。この医療過誤が起きたのは、モスクワの東およそ850kmにある都市ウリヤノフスク。フェデヤヴァはその後、モスクワに空路搬送されて緊急治療を受けた。
ホルムアルデヒドには有機物の腐敗を遅らせる効果があるため、防腐剤として使われている。また、布地のしわを防ぐほか、殺菌剤や、紙、織
、合板、建築資材の接着剤の材料として、産業でも用いられている。
報道によれば、フェデヤヴァが点滴を受けたのはホルマリンだった。ホルマリンはホルムアルデヒド濃度が37%の水溶液で、約30cc飲んだだけ
で大人も死に至る。
フェデヤヴァの母親ガリーナ・バリシュニコヴァの話では、フェデヤヴァはごく普通の外科手術のために3月15日に入院したが、生理食
塩水の代わりにホルムアルデヒド水溶液を点滴され、2日間にわたって痛みとけいれんに苦しんだ末、昏睡状態に陥ったという。
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