【相撲】やくみつる氏、前代未聞の物言いの白鵬へ「出場停止に値する」 緊急理事会の招集求める

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  • 17/11/24 08:21:21

やくみつる氏、物言い白鵬を断罪「出場停止ですよ」

2017.11.23 11:57

 漫画家のやくみつる氏(58)が23日、フジテレビ系情報番組「とくダネ!」(月~金曜前8・0)にゲスト出演。大相撲九州場所11日目(22日、福岡国際センター)で、全勝を守ってきた横綱白鵬(32)が、寄り切りで関脇嘉風(35)に敗れ初黒星を喫した際、土俵下で自ら物言いをつけた行為を「出場停止ですよ」と斬り捨てた。

 白鵬は嘉風に寄り切られ、たまり席に落ちた後、土俵下で右手を高く挙げ物言いをつけ、待ったをアピールしたが立ち合いは成立。勝負審判に視線を向け、再び右手を挙げてリプレー映像での確認を要求した。勝負審判に促されて土俵に戻っても納得せず、嘉風が勝ち名乗りを受けても仁王立ち。弓取式が始まるまで抗議の居座りを続けた。

 番組では日馬富士の暴行問題について議論を展開する中で、やく氏は日馬富士の引退の可能性を問われ、「待ったなしの状況だと思っています」と発言。続けて「ただ、それが場所後の30日の理事会で話し合われるようなことが・・・30日まで待っていいのか。白鵬の出場停止の方が先だろうと思いますんで、それも合わせてですね、もっと早く緊急理事会を招集しないといけないと思いますけどね。昨日の行為は、十分にそれに値することだと思うので、30日の理事会では遅いですからね。こんなときにそんなことまで起きてるんでね」と持論を述べ、白鵬の前代未聞の失態を断罪

サンスポドットコム
http://www.sanspo.com/sports/news/20171123/sum17112311570009-n1.html

(写真)大相撲九州場所11日目、白鵬は取り組み終了後に右手を挙げ待ったをアピールした

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    • 17/11/26 17:12:49

    強くても横綱失格、日馬富士よりもヒドい白鵬の「物言い」

    http://ironna.jp/article/8260

    小林信也(作家、スポーツライター)

     大相撲九州場所で横綱白鵬が2場所ぶり40度目の優勝を果たした。日馬富士の暴行事件で角界が揺れる中、横綱として結果は出したが、十一日目の黒星を喫した取組で「物言い」を要求するという前代未聞の行動を取り、またも物議を醸した。翌日にすぐ謝罪し、今のところ大きな問題になっていないようだが、日馬富士騒動の発端が白鵬にあったと報じられる中、自身もまたその姿勢や行動を問われる矢面に立つ可能性がある。

    問題の場面を再現しよう。白鵬は嘉風に敗れ、土俵下に押し出された。本来ならすぐ土俵に一度戻るべきところ、勝負成立に抗議するように右手を挙げ、やりきれない表情でそのまま土俵下に立ち尽くした。そして1分近く、無言の抗議が続いた。相撲界の伝統に照らせば、「大横綱の暴挙」と言われても仕方がない。だが、行司も検査役(勝負審判)も、ただ呆然と待ち続けるだけで、相撲ファンがこれまで見たことのない、不穏な空気が漂った。

     ひとりNHKの実況を担当する藤井康生アナウンサーだけが、「これはいけません」、毅然(きぜん)と白鵬の誤った行動をたしなめていた。ようやく、勝負審判に促され、白鵬は渋々土俵に戻り、嘉風が勝ち名乗りを受けた。

     どうやら、「待った」があったはずなのに、勝負がそのまま継続され、成立したことへの抗議だった。

     だが実際、この勝負を見る限り、どちらも「待った」をした形跡はない。

     時間一杯となり、行司に促され、先に両手を着いて立ち会いの態勢に入ったのは嘉風だ。少し間合いを作って、白鵬が遅れて仕切りに入った。しっかり両手をおろして、先に立ったのはむしろ白鵬だった。その立ち会いを見て、嘉風も立った。ここまでに、勝負を止める理由はひとつも見当たらない。だが、確かに、ビデオテープで見直すと、土俵中央で嘉風のもろ差しを許した直後、白鵬が「ちょっと待った」とばかり、気を抜いて、明らかに戦いをやめ、棒立ちになった瞬間があった。その隙に乗じて一気に押し込んだ嘉風の勢いに圧され、白鵬は土俵を割った。

    「ちょっと待った!」と白鵬が思ったのは間違いない。だが、なぜそう思ったのか。謎としか言いようがない。その段階で「待った」を主張するような正当な理由や不備は一切ないからだ。

     第三者の目に正当な抗議の理由が見当たらないのに、白鵬の中では「おかしい」と思った。その心理の綾(あや)は、推測する以外にない。

     簡単に言えば、あまりに見事に中に入られ、両方の回しを取られた。信じられないほど、嘉風万全の態勢になった瞬間、「そんなはずはない」「待った待った」と言いたい気持ちだったのではないか。白鵬の中ではありえないことだが、規則の範囲で見事に取られただけで、抗議する対象はない。それなのに、白鵬はその有り得ないことが起きたのは相手の素晴らしさのためではなく、何か不備があったからだと瞬間的に思い込んだ。それを白鵬の傲慢と言うこともできるだろう。ありえない態勢への驚きと言い訳、思い上がりが引き起こした「錯覚」だったかもしれない。

     取り組み後のインタビューで、嘉風は満面の笑みを浮かべた。

    「中に入りたいとは思っていましたけど、気がついたら中に入っていて」

     立ち会い、少し遅れ気味に立ったことを聞かれて、こう答えた。

    「思い切り当たって行っていつも横綱のペースになるので、根拠のない自信ですけど、横綱に当たられても大丈夫だと、しっかりこう懐に入って行こうと思って、そういう立ち会いをひらめいて、やったら、成功しました」

     見事に自分の感覚を表現した言葉である。相撲にはこのような綾があり、その瞬間のひらめきで、ただの力勝負ではない深みが生まれる。まさに名勝負にふさわしい一番が展開された。くしくも白鵬がその敗者になった。白鵬がずっと求めた“後の先”の境地に近いものが、この一番にはあったのかもしれない。あまりに見事に虚(きょ)を突かれた。その事実をすぐ受け入れきれなかったのかもしれない。

    NEXT >>38 白鵬に物言える人間はいないのか

    • 2
    • 17/11/26 17:14:32

    >>37続き)

     白鵬はなぜ、そのような自分本位な誤解を土俵上で感じるほどの傲慢(ごうまん)さと混乱を内部に持ってしまったのか。

     白鵬といえば、2015年1月場所後、部屋で行われた恒例の優勝インタビューでも審判部批判を展開し、物議を醸した過去がある。

     13日目の稀勢の里戦、軍配は白鵬に上がったが、物言いがついて取り直しになった。その一番を自分から話題にして、「帰ってビデオを見たら、子供が見てもわかる。なぜ取り直しにしたのか。簡単に取り直しはやめてほしい」と訴えた。

     敬愛する大鵬親方の45連勝が、後に「世紀の誤審」と呼ばれるミスで止まった(昭和44年春場所)。それがビデオ判定導入のきっかけになったと言われる経緯も挙げて、白鵬は公正な勝負審判を求めた。むろん、こうした提言がタブーになってはならない。白鵬の主張は、相撲界では異例であっても、それを受け入れ、反映する柔軟さ、公正さこそ相撲界は持たなければならない。ところが、次第に、「日本人より日本人的」とさえ言われ、相撲道の精進を尊敬されていた白鵬の雰囲気に変化が起こった。荒い相撲や行動が目立つようになったのである。

    弓取式前も土俵に立ち続ける白鵬 =2017年11月22日、福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
    弓取式前も土俵に立ち続ける白鵬 =2017年11月22日、福岡国際センター(撮影・仲道裕司)

     白鵬からすれば、相撲道を求めたいのに、誰も導いてくれない。今の相撲界には、自分が尊敬し、師と仰げる存在がない。双葉山を目指し、「先の先」「後の先」といった相撲の極意とも言われる境地を目指したが、それを共有できる同志が相撲界にいない失望感、孤独感もそれに拍車をかけたのだろうか。

     いつしか、奥義を究める発言は影をひそめ、勝負や結果にばかり集約されるようになった。良くも悪くも目の上のたんこぶのような存在だった朝青龍が相撲界を去り(2010年2月)、2013年1月に元大鵬親方が亡くなり、白鵬にとっては重石も頼るべき先達(せんだち)もなくなった。

     加えて、新弟子のころから白鵬の師匠であり恩人と言われた現宮城野親方と、大島部屋解散の際、モンゴル人力士受け入れを拒まれたことをきっかけに冷たい関係になった。そして今や宮城野部屋の中に、白鵬とその弟子グループが別に存在するような状況だとも伝えられている。すでに自分自身が親方のような存在になって、白鵬に提言できる存在もいなければ、耳を傾ける意志を持つ先輩や師匠的な人物さえいないのかもしれない。

     この出来事からも、親方が相撲道を究めた親方でなく、理事長がビジネスの責任者になってしまった現在の相撲界の難しさが浮かび上がる。本来は、相撲道こそが根元にあり、師匠と力士の信頼関係が基盤になって成立する。横綱になること、優勝回数を重ねること、経済的に繁栄することばかりに重きを置かれた弊害が、今の相撲界を覆い、さまざまな問題を露呈しているように感じてならない。

    http://ironna.jp/article/8260

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