ロシアで繰り返される“人肉食”の惨劇 今度は30人殺害か 旧ソ連からの「負の特性」とは…

匿名

女心と秋の空

17/10/05 16:05:10

ロシアで繰り返される“人肉食”の惨劇 今度は30人殺害か、夫婦逮捕 背景にある旧ソ連からの「負の特性」とは…

2017.10.4 07:00更新

 ロシア南部クラスノダール地方で9月、殺人容疑で拘束された夫婦の住宅から塩漬けにされた人体や人肉の可能性がある食べかすなどが発見され、社会に衝撃を与えている。犠牲者は30人に上る可能性があり、ロシア史上最悪の人肉食事件との報道もある。ロシアでは過去数年だけでも複数の残虐な人肉食事件が発生。多くは犯人の精神的な異常が指摘されているが、このような猟奇的事件には、ロシア特有の「負の特性」が作用しているとの指摘もある。
(モスクワ 黒川信雄)

■偶然の事件発覚

 クラスノダールで9月11日、道路工事現場に携帯電話が落ちているのが見つかった。そこには、バラバラに切断された遺体と男の写真が保存されていた。驚いた工事現場の作業員が警察に届け出た。事件の発覚はまったくの偶然だった。

 警察は携帯電話の持ち主の男(35)とその妻の家を捜索。家からは塩漬け状態の人肉が見つかったほか、キッチンからは人肉の可能性がある正体不明の動物の肉を食べた跡や、冷凍肉などが見つかった。現地メディアによると、夫婦の家からは血みどろのバケツや、袋詰めにされた遺体の頭部なども見つかったという。

 捜査当局によると、2人は事件発覚の数日前に知り合った女性と酒を飲んだあと口論となり、女性を殺害。その後、男が遺体をバラバラに切断し、遺体の前で自撮り。男はさらに、2012年にも別の男性を殺害していたと供述した。

 夫婦は約7年前に結婚とされる。報道によれば、男は内装業をしており、妻は医療関連機関で働いていたこともあるという。

■繰り返される惨劇

 ロシアでは近年だけでも、人肉食事件が繰り返し確認されている。インタファクス通信によると11年にはモスクワで、男(当時40)がホームレスの男性と酒を飲んだ後に、この男性を殺害。そして遺体をバラバラにし、その肝臓を食べるという異常な事件が発生した。

 同年には西部レニングラード州で、心神喪失状態の女が友人の女性を池に突き落として殺害し、引き上げた遺体の足を食べるという事件も起きた。

 さらに09年には、中部ペルミと西部サンクトペテルブルクでそれぞれ人肉食事件が発生。ペルミの事件では、3人のホームレスの男が男性(25)を刺殺し、その人肉を食べた上、残った肉を現地の飲食店に売った。サンクトペテルブルクの事件でも、未成年の男2人が未成年の少女を殺害し、“ジャガイモと一緒に炒めて”食べたという。

■ソ連時代も頻発か

 旧ソ連では、1940年代の食糧難の時代に人肉食が頻発した事実や、強制収容所などでも同様の事件が発生したと伝えられている。

 人肉食事件はその後のソ連社会でもたびたび発生したとみられているが、ロシアの犯罪心理学者、ビノグラドフ氏は産経新聞の取材に、ソ連時代は「そのような報道自体がなされていなかった」ために、表面化しなかったのが現実だとの見方を示した。

 ビノグラドフ氏は、ソ連時代もクラスノダールで人肉食事件が発生したが、当時は肉を売り金銭を得るために行われた事件だったと指摘する。それに対して今回の事件は、容疑者の「精神的な異常性」や「肉を食べたい」という欲求が引き金だった可能性が高いとみられるという。

 同氏はまた、容疑者が周囲の人々の人生について「極めて矮小化された考え」を持っていたとも分析している。

 別の専門家は露メディアに、ロシア人の「負の特性」として、アルコールに依存しやすい点や精神的な病、さらに宗教心の低さなどがあるとし、それらが極度に進んだ場合に、人肉食などの猟奇的な犯罪に走ると指摘。そのような行為を行う犯罪者は、「自身がいかに“悪い”か」を周囲に強調したい倒錯した精神状態にあるケースが多いとも述べている。

産経ニュース
http://www.sankei.com/premium/news/171004/prm1710040004-n1.html

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