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流され不明の父子が死亡、福岡の海岸 死者4人に
2017.8.12 10:47
福岡県古賀市の海岸で11日、父子ら4人が溺れ2人が死亡した事故で、行方不明になっていた父親の会社員、小野克弘さん(36)=同県宇美町=と息子の小学生、健君(7)が12日朝見つかり、搬送先の病院でいずれも死亡が確認された。この事故の死者は4人になった。
福岡県警粕屋署によると、小野さんは11日に死亡が確認された森尾陵ちゃん(5)の母親と近く結婚する予定で、母親を含めて海水浴に来ていた。署は、海岸から沖に向けて強い流れが生じる「離岸流」に巻き込まれた可能性があるとみて原因を調べている。
県警や福岡海上保安部が12日早朝から捜索を再開。克弘さんは午前5時35分ごろ、近くの海岸に打ち上げられているのを報道関係者が発見。健君は午前7時50分ごろ、海岸から約100メートル沖合にうつぶせで浮いているのを粕屋署員が見つけた。
事故は11日午後、古賀市天神の海岸で海水浴をしていた小野さんと健君、陵ちゃんが流され、助けようとした福岡市東区の会社員、寺田一也さん(49)も溺れた。陵ちゃんと寺田さんは11日夕方までに見つかり、死亡が確認された。- 2
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