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- 17/07/30 08:15:24
『民進党はなぜ自民党候補を応援するのか…戦略もビジョンもない自殺行為』
高橋亮平 | 中央大学特任准教授、NPO法人Rights代表理事
7/29(土) 23:30
◇横浜市長選に見る民進党の「野党共闘候補」と、なぜか自民党候補に「民進党の応援」
いよいよ7月30日、横浜市長選挙の投票日となる。
自民党・公明党推薦の現職である林文子市長に2候補が挑む。
民進党は過去2回の横浜市長選では林文子市長を推薦してきたが、カジノを中心とする統合型リゾートの推進に反発する旧維新の党系のグループが民進党市議の伊藤大貴氏を擁立し、自主投票となった。
今回の横浜市長選の場合、さらに元民主党衆議院議員の長島一由氏も含め、民進党系3分裂選挙となっている。
こうした中、選挙戦終盤の27日に民進党国民運動局長でもある山尾志桜里 衆議院議員が現職の林文子市長の応援に入った事がネット上で話題になっている。
今回の横浜市長選挙においては、上記のように民進党は「自主投票」としており、民進党議員がどの候補者を応援するかは自由であり、個々の議員側から見れば、反党行為でも造反行為でもなく、単に「最も横浜市長にふさわしいと思う人をそれぞれが応援する」という事に過ぎない。
「国会議員政党」と言われる事の多い民進党だが、「地域事情」という説明で、現職の首長に連合と共に乗る構造はよくあるケースであり、その組み合わせもまさに地域によって異なる。
9月に行われる同じ政令指定都市の市長選である堺市長選挙では、現職に自民党に加え民進党が推薦をし、維新の会が対抗馬を出すという構図になりそうだ。
個人的には、「国会議員ありき」の民主党時代からのやり方に疑問を持っていた部分もあり、その意味では地方議員や地元党員の声を反映するという事の重要性はよく分かる。
「ただ」だ。
地域地域で「民進党候補」の位置付けをして首長選挙で勝てるほどの甘い状況ではない事はいうまでもないが、こうした民進党の対応を見て有権者が「何がしたい政党なのか分からない」と思うのは間違いないだろう。
※続きは元記事をご覧ください
https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashiryohei/20170729-00073893/
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