ドバイで日本人2名が有罪 観光大国でもイスラム社会、意外な落とし穴

匿名

お盆

17/07/29 04:31:29

 中東きっての観光地で、訪れる人の数は東京やニューヨークより多いというドバイ。滞在中の日本人カップルが、意外な理由で有罪判決を受けたと報じられました。見た目は開放的な都市ですが、れっきとしたイスラム教社会。日本や欧米と同じ感覚でいると、「落とし穴」があるかもしれません。


 ドバイの英字新聞「ガルフ・ニュース」によると、日本人カップルが検挙されたのは今年3月。氏名や職業などは明らかにされていません。

 非番の警察官が親族とビーチへ向かう途中、不審な動きをする車を発見。車内で男女が性行為に及んでいると判断し、警察に連絡しました。

 現場にいたのは41歳の男性と28歳の女性。検挙時、どうやら裸だったようです。男性は調べに対し、近くにある高級ホテル「マディナ・ジュメイラ」で酒を飲み、気分が悪くなったので嘔吐するために服を脱いだと説明。性行為はしていないとして、無罪を主張しています。

 ただ、ガルフ・ニュース紙によると、2人が問われた罪は公然わいせつ罪ではありませんでした。結婚していないのに性交をした罪と、飲酒の罪だったということです。
ドバイは「世界4位」の大観光地、肌の露出にも寛容
 ドバイがあるアラブ首長国連邦は、イスラム教を国の宗教(国教)として定めています。

 ただ、サウジアラビアやイランのように、外国人女性にスカーフや、体の線を隠す服の着用を強制するようなことはありません。

 真冬でも気温は20度以上、夏場なら50度近くになる土地柄で、ノースリーブやショートパンツ姿の観光客もごくふつう。プールやビーチでは誰もが当然のように水着を着て、肌を露出させています。

 中東ではかなり寛容だと言えます。

 ドバイは交易で発展してきた都市ですが、近年は観光に力を入れています。世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」(828メートル)がそびえ、「ドバイモール」など巨大ショッピングモールが立ち並び、超高級ホテルが軒を連ねるさまは、どこまでもバブリー。

 エミレーツ航空は世界でも指折りのエアラインに成長し、日本にも成田、羽田、関空に直行便を毎日飛ばしています。

 マスターカードの調査によると、2016年のドバイの宿泊者数は1527万人で世界第4位。東京(1170万人)、ニューヨーク(1275万人)を超え、パリ(1803万人)やロンドン(1988万人)に迫っています。(ちなみに1位はバンコクの2147万人)

 外国人観光客の気持ちをつかむため、あまりうるさいことは言わないようです。
キス、ハグで「拘束6カ月」 ホテル同室もNG
 ただ、こと「男女の交わり」となると、話が違ってきます。

 結婚していない男女の性行為は違法。結婚せずに子どもを産むことも違法。結婚前に同棲することすら違法で、結婚していない男女がホテルの同じ部屋に泊まることも厳密には違法。不倫のほか、同性愛も違法です。

 さらに、公共の場所でのキスは違法。ハグも違法で、やっていいのは手をつなぐところまでとされています。

 ちなみにキスやハグでも、刑罰は「最短で拘束6カ月」と刑法に書かれているそうです。

 酒は、旅行者が利用するようなホテルやレストランでは自由に飲めます。空港の入国前にある免税店でも買うことができ、量の制限はありますが、国内に持ち込めます。許可証があれば空港外の商店でも買えます。ただし、公共の場所でひどく酒に酔うことは違法です。

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