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- 17/07/22 23:18:06
全国高校野球選手権宮城大会に出場する宮城県白石工業高校(白石市)の硬式野球部で、男子生徒が上級生に繰り返し暴行されるなどのいじめを受けていたことが14日、学校への取材で分かった。生徒は病院で心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、登校できない状態が続いているという。
同校は6月、「いじめによる暴力行為があった」とする内部調査結果を県高野連に報告。高野連から厳重注意処分を受け、野球部の活動を15日間自粛、部員らに再発防止の指導をした。
学校によると、生徒は2年生。1年生のころから上級生1人に無料通信アプリ「LINE(ライン)」で悪口を送信された。今年4月以降は野球部の部室で殴られたり、蹴られたりしたという。
暴行でけがをした生徒が6月、教諭に相談して発覚。学校が他の生徒らに聞き取り調査をしたところ、複数の生徒が暴行を目撃したと証言した。他の部員2人も暴言を吐くなどしていたという。
教頭は取材に「指導が行き渡らず申し訳ない。被害生徒におわびし、二度と起こらないよう改善する」と話した。
生徒の親は傷害容疑で県警に被害届を提出。取材に対し「学校がきちんと生徒を見ていれば、いじめを見抜けた」と憤った。(共同)
https://www.nikkansports.com/m/general/news/1855515_m.html?mode=all
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