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刑事ものと動物ものという人気ジャンルが合体した。
ドラマは、作家、大倉崇裕氏の小説「警視庁いきもの係」シリーズが原作。容疑者のペットなどを保護する警視庁の架空の部署、総務部総務課・動植物管理係(通称=警視庁いきもの係)に所属する元捜査一課の鬼警部補と新米巡査が、動物の生態をもとに事件を解決する異色のコメディーミステリーだ。
叩き上げの鬼刑事・須藤を演じるのは、TBS系「ケイゾク」やNHK「外事警察」、フジテレビ系「ビター・ブラッド」など、多くの刑事ドラマで印象的な刑事を演じてきた渡部。「個人的にはコメディーが好き」といい、30歳以上も年下の女性に振り回されるコミカルな姿も描く今回の役柄に「久しくこんなに気合が入っていることはない」と並々ならぬ意欲を燃やしている。
そんな須藤を振り回す動物マニアの新米巡査役に選ばれた橋本は、今回がドラマ初ヒロインで、渡部とは初共演になる。“天使すぎるアイドル”としてブレークした彼女は、近年、女優として著しく成長中。初の警察官役で婦警姿も披露する橋本は、役作りのため髪を40センチ切り、今までで最も短いというボブカットに変身予定だ。
今回のオファーに「本当にびっくりしました。1クール(3カ月)まるまる出演することもなかったですし、そんなに長期間撮影することもなかったので、今からワクワクしています」と、こちらも気合たっぷりだ。
ドラマは動物が大きなカギを握るとあって、レギュラー出演する猫のティティをはじめ、ゲスト主役でジュウシマツ、ペンギン、ヤギ、フクロウ、リスザルなど、かわいい動物たちも登場。事件解決の流れにそって、動物たちの生態も学べる仕組みになっている。
同局の日9枠で動物が絡んだドラマを放送するのは、2011年の「マルモのおきて」以来、6年ぶり。見ているだけで癒やされる、日曜の夜にピッタリのドラマになりそうだ。
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17/06/01 05:14:02